備北芸北

上根峠(広島県安芸高田市)

かみねとうげ出雲から来た若い男神が、この峠で一人の女神と出会って一緒に暮らし始めたある時女神は井戸にかんざしを落とし、それを拾おうとして自分もはまり、そのまま大蛇となった(変身譚)それを見た男神は逃げ出したが大蛇に腰の剣(刀剣)を奪われ、大...
東三河

望月様(愛知県東栄町)

もちづきさま長篠の戦いに敗れた武田方の望月右近太夫(戦国武将)は落人狩りに遭って自害した死の間際に、信濃の風が通る峠に葬って欲しいと頼むが、遺骸は放置されたその後、落人狩りに加わった集落に疫病が流行ったため、祟りを怖れて峠(望月峠)に祠を建...
尾張

内津峠(愛知県春日井市)

うつつとうげこの峠で、東征から戻る日本武尊が、東征副将の建稲種命(宮簀媛の兄)の訃報を聞いたこの時「現実(うつつ)か」と尋ねたのが地名の由来となる建稲種命は近くの内々神社の祭神として祀られた『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.23愛...
下越

大蔵神社(新潟県関川村)

おおくらじんじゃ大里峠の大蛇から村を滅ぼそうとする秘密を聞いた琵琶法師・蔵の市は、命に替えて村人にそれを伝えた村人によって大蛇は退治されたが(化け物退治)、蔵の市は死んでしまった村人は琵琶(楽器)を御神体として蔵の市を祀り、また杖を挿したと...
下越

おりのの碑(新潟県関川村)

おりののひ炭焼きの忠蔵は大蛇を退治し、切り分けて味噌漬けにしておいた妻のおりのはその味噌漬けを全て食べてしまい、大蛇と化してしまった(強欲の報い:変身譚)おりの大蛇は、その後大里峠の大蛇となって災いをなしたおりの夫婦が住んでいたとされる集落...
中越

枝折峠(新潟県魚沼市)

しおりとうげ平清盛により追放された尾瀬中納言(尾瀬三郎:伝承の男性)は、越後に流されたさらに山奥に分け入ったところ道に迷い、難儀していた三郎の前に童子が現れた童子は枝(枝葉)を折りながら一行を道案内し、無事に峠に着くと姿を消した(地名の由来...
豊前国東

九人ヶ峠(大分県宇佐市)

くにんがとうげ大友氏に反旗を翻した安心院氏(地方豪族)は、逆に城を落とされた(落城伝説:戦国の戦い)この峠で当主の子の千代松丸以下9名が討死して、安心院氏は滅亡したという『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.104大分県宇佐市 安心...
西讃

法師越峠(香川県まんのう町)

ほしごえとうげ峠には西行ゆかりの石仏があるこの近くで西行は野糞をしたが、萩の枝で糞がはねたため、それを和歌にした(糞尿譚)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.82香川県まんのう町 炭所東
西讃

首切峠(香川県まんのう町)

くびきりとうげ造田備中守(戦国武将)が長宗我部軍に敗れ、多くの将兵がこの地で斬首された(刑場)とされる峠(地名の由来)旧道には、弘化2年(1845年)建立の“首切地蔵”と呼ばれる地蔵が立つ『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.81香川...
庄内

鬼坂峠(山形県鶴岡市)

おにさかとうげ源義家が後三年の役の時に、峠の地蔵に戦勝祈願をした安倍氏に加勢するために越後から来た黒鳥兵衛(鬼)は、地蔵に足止めされてしまった兵衛は地蔵に勝負を挑むが、石投げ・相撲共に敗れ、この地から引き返したあるいは、この地に棲み着いた鬼...