巨石

武雄多久

鬼の岩屋(佐賀県太良町)

おにのいわや多良岳山頂付近にある、巨石が積み重なって出来たもの多良岳に鬼が棲んでおり、麓に下りては悪さばかりするので太良嶽明神が戒めたが、全く改心しなかったある時鬼が岩屋を造りたいと言い出したので、明神は一晩で造れたら許すとした鬼があと一息...
佐賀鳥栖

乙文殊宮 たもと石(佐賀県佐賀市)

おつもんじゅぐう たもといし文殊菩薩を祀る神社近くにあった、文殊菩薩を祀る実相院竹内坊の門前に巨石があり、住職が邪魔に思っていたある時、寺の役僧(僧侶)が「この石を貰ってもよいか」と住職に尋ね、許諾を得たその夜、役僧は衣の袖(衣類)にこの巨...
佐賀鳥栖

鬼の爪跡石(佐賀県鳥栖市)

おにのつめあといし石谷山に力自慢の赤鬼がおり、悪さをして村人を困らせていたある時村人が山中にある巨石を持ち上げられるか尋ね、出来なければ山を去るという賭をした赤鬼は石を持ち上げることが出来ず、約束通り山を去ったこの時持ち上げようと鬼が爪を立...
四万十足摺

ゆるぎ石(高知県土佐清水市)

ゆるぎいし足摺七不思議の一つ空海が金剛福寺建立の際に発見した巨石親孝行者(孝子)が揺らすと大石の上にある積み石が落ちるが、親不孝者が揺らしても落ちない『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.83日本伝承大鑑:高知県土佐清水市 足摺岬
吉野

岩神神社(奈良県五條市)

いわかみじんじゃ小島町一帯の地盤は一枚の岩(巨石)から出来ており、この土地の石は全て岩神様の持ち物とされる(地形の由来)小島の者以外が石を取ると岩神様の祟りがあり、取った家からは病人や死人が出たりして没落する(罰を与える)『日本の伝説13 ...
河内

久米の岩橋(大阪府河南町)

くめのいわはし葛城山で修行をしていた役行者が、鬼神を使って吉野金峰山に通じる岩橋を造らせた最終的に橋は完成せず、岩橋山に残る巨石が橋の残骸であるとされる『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.108大阪府河南町 平石
磯城高市

化粧坂(奈良県桜井市)

けはいさか旧伊勢街道にある急坂途中におはぐろ石という巨石があり、倭姫命を始め伊勢へ詣でる女御がここで服装の乱れを直し、化粧をするなど身なりを整えた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.86奈良県桜井市 初瀬
奈良宇陀

鍋倉渓(奈良県山添村)

なべくらけい神野山の天狗と伊賀青葉山の天狗が喧嘩をして、青葉山の天狗が大量の石を神野山に投げ込んだ(投げ石)神野山の天狗がそれを放置したところ、巨石だらけの渓谷(渓谷峡谷)が出来てしまった正直者が石の下の谷を覗くと、死んだ親(幽霊)の顔が見...
磯城高市

亀石(奈良県明日香村)

かめいし奈良の盆地が湖水であった時、當麻の鯰と川原の蛇が喧嘩をして湖水を當麻側に取られてしまった水がなくなったため、この付近の亀が皆死んでしまったので、亀ノ形をした巨石を供養碑とした亀石の顔は西南に向いているが、當麻の方向の西に変えると、再...
磯城高市

鬼の俎/鬼の雪隠(奈良県明日香村)

おにのまないた/おにのせっちん近くにある“霧ヶ峰”という場所を旅人が通りがかると鬼が霧を降らせて、旅人を捕らえて食った鬼はこの巨石の上で人を乗せて切り刻み、食い終わると雪隠で用を足した『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.62奈良県...