巨石

石見

御殿岩(島根県津和野町)

ごてんいわ壇ノ浦の戦いから脱出した安徳天皇一行が落ち延びたとされる(平家の落人)一夜を明かすため、安徳天皇だけがこの上で休まれた巨石別名を一夜城ともいう『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.119島根県津和野町 左鐙
出雲

鳥屋神社(島根県出雲市)

とやじんじゃ国譲りの勝負で建御名方神が投げた大岩(巨石)が落ちた地に社が建てられた(創建伝説)神社の代官(社家)が、奉納された刀剣を持って旅の途中、木陰で昼寝をしたところ蛇が足を舐めたすると刀が勝手に鞘から抜け出て蛇を追い払うこと数度に及ん...
北薩

曽木の滝 カッパ石(鹿児島県伊佐市)

そぎのたき かっぱいし島津氏の武将・押川強兵衛(戦国武将)が幼少の頃、この滝の下で泳ぎ疲れるとあがって休んだとされる巨石また強兵衛が休んでいると河童と間違われて、鉄砲で撃たれそうになったとも『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.6...
峡北峡中

▲宿借り石(山梨県北杜市)

やどかりいし若神子城址にある巨石甲斐源氏の2代目・源義清が雷雨の折、この岩の下の凹みに隠れて雨宿りした『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.78山梨県北杜市 須玉町若神子(ふるさと公園内)
峡北峡中

姥婆石(山梨県韮崎市)

うばいし老婆が顎を支えている姿に似ているといわれ、姥婆石と呼ばれる巨石下の空所で雨宿りする事が出来、それが姥の懐に抱かれるように感じるため名が付き、地名の由来となった『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.70山梨県韮崎市 上祖母石
峡東

獅子石(山梨県笛吹市)

ししいし大雨が降り続き、京戸山が崩れて土石流が発生した時(山津波)、巨石が立ち上がり大きく吠えだした(喋る石)巨石が吠えて立ち塞いだため、水の流れが変わり、この一帯の被害を防いだ『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.50山梨県笛吹市...
峡東

大石神社(山梨県山梨市)

おおいしじんじゃ拝殿の後ろにある、高さ12m、周囲67mの県内最大級の巨石が御神体の神社境内には烏帽子岩や浮船石などの奇岩怪石が多くある『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.46山梨県山梨市 西
郡内

大石神社(山梨県富士河口湖町)

おおいしじんじゃ「大石神」の名で呼ばれる、高さ8m、周囲25mの巨石を祀る神社この巨石は地元の梶原一族の産土神とされ、地名の由来となっている『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.28山梨県富士河口湖町 大石
河内

磐船神社(大阪府交野市)

いわふねじんじゃ饒速日命が磐船に乗ってこの地に降臨したとされる高さ12m、幅12mの天磐船(巨石)をご神体とする修験道の行場である岩窟巡りの場がある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.101大阪府交野市 私市
加賀

天狗壁(石川県能美市)

てんぐかべその頂上に天狗が棲んでいるとされる断崖頂上にある御座石(巨石)は上杉謙信にその美しさを讃えられた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.50石川県能美市 岩本町