下越御前ヶ淵(新潟県阿賀町) ごぜんがふち阿賀野川と白崎川の合流地点にある淵越後に逃げ延びた平氏の一門(平家の落人)は、白崎で源氏の追っ手に捕らえられて処刑された後から来た平氏の奥方らはひと目会おうとしたが、処刑の刻限に間に合わず、嘆き悲しんでこの淵に飛び込んだ平維茂の... 2025.04.08下越
中越水草の局塚(新潟県長岡市) みずくさのつぼねつか平清盛の弟・平頼盛(平氏)の正室・水草の局を葬った場所頼盛らは、平氏滅亡後に越後に隠棲し、水草の局だけがこの地に移り住んだ(平家の落人)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.75新潟県長岡市 坪根 2025.04.06中越
豊前国東雲八幡神社(大分県中津市) くもはちまんじんじゃ九州に落ち延びた平家の落人は多数討ち取られ、その怨念は河童となって悪さをおこなったその霊を鎮めるための「かっぱ楽」が夏の例大祭としておこなわれる(祭礼)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.113大分県中津市 耶... 2025.03.18豊前国東
高松坂出三社大明神(香川県坂出市) さんしゃだいみょうじん平氏の姫君が落ち延びてきたのを村人が匿ったが、後に亡くなったので祀ったとされる(平家の落人)3人の平家の落ち武者がこの地に逃げてきたが、村人からもらった餅を喉に詰まらせて亡くなったとも『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川... 2025.03.06高松坂出
西讃横畑の里(香川県まんのう町) よこはたのさと屋島の戦いで敗れた平寿盛(平氏)らがこの地で帰農して住み着いたとされる集落(平家の落人)軍旗を横に倒して農民となったことから、横畑(横旗)の地名となった(地名の由来)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.89香川県まんの... 2025.03.06西讃
西讃▲姫塚(香川県綾川町) ひめづか前山の峰にある平家の姫君(平家の落人)がこの地まで逃れてきたが、供の侍が討たれたため自害した墓所とされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.82香川県綾川町 枌所東 2025.03.06西讃
西讃法専寺(香川県綾川町) ほうせんじ平有盛(平氏:平家の落人)が落ち延びてきて、この地で出家して建てた寺院(創建伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.81香川県綾川町 山田下 2025.03.06西讃
西讃有木の里(香川県観音寺市) ありきのさとこの地に平有盛(平氏)が落ち延びてきてしばらく滞在したが、その後祖谷に向かったとされる(平家の落人)有盛が匿ってもらった礼に、小烏丸という太刀(刀剣)を置いていった(盗難により所在不明)有盛が京から持ってきた阿弥陀如来像(仏像)... 2025.03.06西讃
高松坂出馬の墓(香川県高松市) うまのはか屋島の戦いの後、平家の落人がこの地まで逃れてきたが、深手を負っていたためこの地で自刃した自刃の時に乗っていた馬も道連れに殺したが、それから首のない馬の亡霊(首切れ馬)が現れるようになった土地の有力者が供養のための墓を造ると、出なく... 2025.03.03高松坂出
高松坂出かまとこ地蔵(香川県高松市) かまとこじぞう追っ手を逃れてきた平家の落人が炭焼きの竈に潜んで逃れようとした追っ手は竈に土をかぶせ、全員を生き埋めにして殺してしまったその後、怪異が起こるため、地蔵を建てて供養したそばにある南無阿弥陀仏の供養塔(墓)に触れると障りがあるとさ... 2025.03.02高松坂出