平景清

大隅

平景清の墓(鹿児島県曽於市)

たいらのかげきよのはか捕らえられた平景清は後に赦免され日向国に土地を与えられ隠棲したその後、柳井谷の地へ移ってここで没したことから墓所がある眼病に効くとのことから、墓石を削って服用された(信仰の墓碑)『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書...
安芸

首無し地蔵(広島市東広島市)

くびなしじぞう平景清が戦いに敗れてこの地に逃れ、平氏の菩提を弔うために建てた地蔵景清が試し切りをしたため、地蔵の首から上がない『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.70広島県東広島市 安芸津町大田
海部知多

明眼院(愛知県大治町)

みょうげんいん清目という僧の夢に異国人(異人)が現れ(夢告)、眼病治療に必要な薬品や霊水について教授され、寺院で眼病治療を始めたかつて平景清が目を病んだ時、この寺院を頼って目を回復させた景清はお礼に着用していた鎧を奉納した『日本の伝説7 愛...
海部知多

常福寺(愛知県大府市)

じょうふくじ平家滅亡後に平景清がこの地に隠棲し、建立した寺院この地で半月掛かって仏像を彫ったことから、半月という地名となった(地名の由来)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.96愛知県大府市 半月町
名古屋

景清社(愛知県名古屋市熱田区)

かげきよしゃ平家滅亡後、平景清が隠れ住んだ屋敷跡地に建つ景清は熱田潜伏中に遊女と懇ろになり、女児を一人もうけた眼病が酷くなり、名刀・痣丸を熱田神宮に奉納した(戦国時代、この刀剣を所持した者は失明など目に障害を持った:災いの器物)『日本の伝説...
洛中

六波羅蜜寺 阿古屋塚(京都市東山区)

ろくはらみつじ あこやづか六波羅蜜寺にある供養塔平景清の愛人であった遊女の阿古屋は捕らえられ、景清の行方を詮議された琴・三味線・胡弓を弾かせてその音曲に乱れがないため、嘘はないと釈放された(阿古屋の琴責め)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川...
洛中

清水寺 景清爪彫り観音(京都市東山区)

きよみずでら かげきよつめほりかんのん清水寺随求堂のそばにある幕府に捕らえられた平景清が爪を使って牢内で彫ったとされる石仏『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.23京都市東山区 清水