中越枝折峠(新潟県魚沼市) しおりとうげ平清盛により追放された尾瀬中納言(尾瀬三郎:伝承の男性)は、越後に流されたさらに山奥に分け入ったところ道に迷い、難儀していた三郎の前に童子が現れた童子は枝(枝葉)を折りながら一行を道案内し、無事に峠に着くと姿を消した(地名の由来... 2025.04.01中越
高松坂出平池(香川県高松市) へいけ平清盛が家臣の田口民部(源平の武将)に命じて造らせたため池決壊が続くため、お告げにより、ちきり(機織道具)を持った娘を人柱とした池が完成した後、一箇所から水が流れ出し、その音が「いわざら、こざら」と聞こえるようになった(声の怪)乙女の... 2025.03.02高松坂出
洛外小督塚(京都市右京区) こごうづか高倉天皇の寵愛を受けるようになったが(女官)、中宮の父である平清盛に睨まれて追放される天皇の命を受けた源仲国は、琴の調べ(音曲)を頼りについに小督の所在を見つける小督隠遁の地とされる場所にあり、謡曲の題材となっている源仲国が琴の音... 2024.12.20洛外
洛中水薬師寺(京都市下京区) みずやくしじ平清盛が高熱で倒れた時、その身体を冷やしたとされる湧水があったとされる日に2回の干満(潮汐)があり、塩気を含んでいたため、若狭の海水が奈良二月堂へ流れる通り道にあると考えられた水薬師寺前の通りは、そのため「塩小路通」と呼ばれる(... 2024.12.19洛中
洛中若一神社(京都市下京区) にゃくいちじんじゃ平清盛の別邸である西八条殿の屋敷神であったと言われる(屋敷跡)御神木は平清盛お手植えの楠の木楠の木は伐ると災いがあったため(祟るもの)、碁盤の目状の道を曲げて残されている『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.67京都... 2024.12.19洛中