中毛七社神社(群馬県渋川市) しちしゃじんじゃ上野国に流罪となっていた小野金善(廷臣)は、坂上田村麻呂の蝦夷討伐に従軍して大功を立てた恩赦によって都に戻る際、現地でもうけた7人の子供にそれぞれ屋敷を与え、社を設けさせた(創建伝説)7人の子供は、出征中の金善に化けた狐と妻... 2025.09.29中毛
北毛添うが森/添わずが森(群馬県高山村) そうがもり/そわずがもり平将門討伐のため従軍した小野俊明(廷臣)は、当地で“あわび姫”を見初めたため、出陣出来ずに終わった俊明は恥じて出家して熱退と名乗り、天慶7年(944年)一子を連れて面会を求めたあわび姫を拒絶した(悲恋伝説)悲嘆したあ... 2025.09.27北毛
北毛金善の井(群馬県東吾妻町) かねよしのい?延暦年間(782~806年)に早良親王の謀反に加わった罪で都を追われた小野朝臣金善(廷臣)はこの地に住んだ金善はこの湧水を“天下無二の水”として愛飲した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.74群馬県東吾妻町 箱島 2025.09.27北毛
中毛八郎神社(群馬県伊勢崎市) 群馬郡の地頭・群馬大夫満行(地方豪族)の末子である那波八郎満胤は上野国の目代となったが、7人の兄に謀殺された遺体を蛇喰池の中島に沈めたところ怨霊が大蛇となり、兄の一族を滅ぼす激しい祟りを引き起こした時の光仁天皇が宣旨を下し、年1回一人だけの... 2025.09.25中毛
東毛石原賀茂神社(群馬県太田市) いしはらかもじんじゃ日光例幣使(廷臣)がこの神社で道中安全祈願をしていると、野犬が激しく吠えだした犬の首を刎ねたところ、鳥居の上にいた大蛇に噛みついて例幣使は難を逃れた(忠犬伝説)これよりこの神社では鳥居を建てないこととなった(慣習の由来)... 2025.09.23東毛
佐渡経塚山(新潟県佐渡市) きょうづかさん順徳上皇の死後、供奉してきた池清範(廷臣)が山頂で経(経典)を燃やし、その灰を埋めて塚を建てた山頂近くの祠にある地蔵は虫歯(歯痛)によく効くとされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.44新潟県佐渡市 竹田 2025.07.29佐渡
河内善光寺(大阪府八尾市) ぜんこうじ難波の阿弥陀池で仏像を拾った本田善光(地方豪族)が信濃へ戻る途中一泊した地信濃善光寺建立の翌年、故地として寺院が建てられた(創建伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.90大阪府八尾市 垣内 2025.07.11河内
和泉水間寺 お夏・清十郎の墓(大阪府貝塚市) みずまでら おなつ・せいじゅうろうのはか勅使の随身として赴いた山名清十郎(廷臣)と、その饗応に駆り出された村娘のお夏は互いに一目惚れしたお夏は再会を愛染堂に祈願し、そのうち南北朝の戦いとなり、渡辺橋の戦いの後に清十郎は追われる身となったお夏... 2025.07.08和泉
和泉義犬の墓(大阪府岸和田市) ぎけんのはか捕鳥部万(武人:廷臣)が飼っていた犬は、主人の死後、遺体のそばに伏せ従って決して他の者に触れさせなかった最期は餓死したが、その行為に感激した朝廷によって墓が建てられた(忠犬伝説:鳥獣墓)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p... 2025.07.08和泉
和泉捕鳥部万の墓(大阪府岸和田市) ととりべのよろずのはか物部守屋の家来(武人:廷臣)で、守屋の死後に追っ手の兵を一人で迎え撃ち、最後に自害したその死後に逆臣として八つ裂きにされるところを、飼い犬の忠義で罪を赦され墓が建てられた(墓所:忠犬伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(... 2025.07.08和泉