大阪和光寺 阿弥陀池(大阪府大阪市西区) わこうじ あみだいけ仏教伝来の折、物部尾輿(豪族)が仏像を投げ棄てた“難波の堀江”の名残とされる池後に信濃国の本田善光(地方豪族)が通りがかった時に、名を呼ばれ、池が光る場所(怪光)から仏像を拾い上げた拾った仏像は物部尾輿が捨てたものであり... 2025.07.06大阪
能登南伊夜比咩神社(石川県七尾市) いやひめじんじゃこの付近に猿鬼という鬼が暴れていたが、この神社のお告げにより時の天皇が左大将義直(廷臣)を下向させ退治した(化け物退治)猿鬼は頭に角が1本生えていたが、退治された後角が神社に奉納された(社宝)『日本の伝説12 加賀・能登の伝... 2025.06.20能登南
備後ささやき橋(広島県福山市) ささやきばし百済からの賓客をもてなすために派遣された男女(廷臣・女官)が恋仲となって密会していた密会がばれた二人は互いが抱き合えないよう縛られて海に沈められた(悲恋伝説)その後、逢瀬の現場であった橋のたもとで男女のささやきあう声が聞こえた(... 2025.05.26備後
備後菅霹靂神社(広島県三原市) すがへきれきじんじゃ川辺臣(廷臣)が軍船建造のために安芸国へ遣わされ、霹靂(雷神)の木を用材に伐ろうとした反対を押し切って伐ると激しい雷雨に襲われたが、川辺臣は剣を天に向かって上げ、雷神が民を傷つけることを戒めた雷神の祟りを怖れた人々が船材... 2025.05.25備後
海部知多恋の水神社(愛知県美浜町) こいのみずじんじゃ神のお告げで神水があることを知った允恭天皇が、藤原仲興(廷臣)に命じて探索させた尾張に赴いた仲興は湧水を見つけたが、誰もその名を知らないため“知らぬ沢”と名付けて和歌を詠んだ和歌の中に「君が恋しし水を汲むかな」とあったこと... 2025.05.10海部知多
日田竹田三日月の滝(大分県玖珠町) みかづきのたき清原正高(廷臣)は少納言であったが、醍醐天皇の孫の小松女院(皇族)との身分違いの恋のために、豊後に左遷される小松女院は正高を追って豊後に入るが、既に地元の女と結婚したことを知り、侍女と共にこの三日月の滝に身を投げた(悲恋伝説)... 2025.03.18日田竹田
西讃横尾時蔭の墓(香川県多度津町) よこおときかげのはか豊原兼秋(廷臣)が四国に下向した際、浜で琴(楽器)を弾じていると、ある者がそれを聞いていた兼秋が誰何すると、その者は横尾時蔭と名乗り、父が昔天王寺の楽師をしており、音楽に造詣ある者だった兼秋と時蔭は兄弟の契りを結んで再会... 2025.03.04西讃
最上連臣堂跡(山形県新庄市) れんじんどうあと大山守命(親王)を討ち果たすために派遣された某連臣(廷臣)を祀った堂があった某連臣は使命を果たしたが、結局都に戻らずこの地で亡くなり、村人によって祀られた七所明神へ参詣の折にはここを参拝しない(その逆もあり)との風習がある(... 2025.02.17最上
村山誰袖碑(山形県村山市) たがそでひ都で笛の名手であった外記という者(廷臣)が、罪を得て陸奥へ流され、楯岡の地で亡くなった後を追ってきた女御(女官)は、彼の病死を知って、和歌を一首詠み、形見の小袖(衣類)を手にして自害したこの悲恋伝説の歌碑が、天満宮そばにある『日本... 2025.02.17村山
洛外車折神社(京都市右京区) くるまざきじんじゃ清原頼業(廷臣)を祀り、後嵯峨院(天皇)の牛車がこの地で突然止まって轅が折れたことから社名がついた(創建伝説)頼業の名から、金が「より」、事が「なり」、商売繁盛(金運)のご利益がある神石を1個借り、祈願成就すると1個石をつ... 2024.12.20洛外