建物を守る

さいたま川口

三学院 火消しの龍(埼玉県蕨市)

さんがくいん ひけしのりゅう三学院で火事が起こった時、仁王門にあった龍の彫り物(像)の口から水が噴き出して消火した(建物を守る)その頃京都にいた前住職の運敬は「火事」の声を聞いて目を覚まし、水を汲んで消火を祈祷していた『日本の伝説18 埼玉...
西毛

興禅寺 白龍の井戸(群馬県高崎市)

こうぜんじ はくりゅうのいど開山の際、泉から白龍が現れて「寺を興せ」と言って昇天した(創建伝説)高崎城内にあった時、棲み着いた龍が美女に化けて若侍をたぶらかしたが、念仏を唱えると美女は消えた現在地に移転後も井戸の底に龍は棲み続け、大火事の際...
峡北峡中

一蓮寺の龍(山梨県甲府市)

いちれんじのりゅうかつて左甚五郎が彫った龍を正門に飾っていた寺で火事があった時、龍は半身が焼けてしまったが、本堂に火が移る前に水を吐き出して火を防いだ(建物を守る)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.42山梨県甲府市 太田町
北総

龍正院 仁王像(千葉県成田市)

りゅうしょういん におうぞう享保年間(1716~1736年)に火事があった時、仁王像が堂の屋根から団扇をあおいで、寺への延焼を食い止めた(建物を守る)火除けのご利益があり、毎年正月に延焼を免れた家が仁王門の大注連縄を奉納する(特別な奉納)『...
豊前国東

羅漢寺(大分県中津市)

らかんじ大化元年(645年)に来日した法道仙人を開基とする大友宗麟が兵を進めたが、龍の石像が怪光線を発したため、撤退して焼き討ちを免れた(建物を守る)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.112日本伝承大鑑:大分県中津市 本耶馬渓町
豊前国東

円応寺 河童の墓(大分県中津市)

えんおうじ かっぱのはか円応寺の境内にある墓所住職が川に遊ぶ河童を諭したところ、河童が寺に来て修養を請うた修行を積んだ3匹の河童の頭領は住職より戒名を授かり、その後墓に葬られた(人外の悟り)河童はお礼として寺を火災から守り(建物を守る)、そ...
西讃

金刀比羅宮 賢木門(香川県琴平町)

ことひらぐう さかきもん金刀比羅宮にある門長宗我部元親は金刀比羅宮まで攻め寄せたが、蜂の大群によって行く手を阻まれた(神威を見せる:建物を守る)神威と考えた元親は門を奉献したが、慌てていたために柱の1本を逆さにして建てた(逆柱)『日本の伝説...
西讃

本山寺(香川県三豊市)

もとやまじ四国八十八ヶ所霊場第70番札所国宝の本堂は、木ごしらえをして材木をここへ持ってきて空海が一夜で建てたとされる(一夜作り伝説)長宗我部軍の侵攻を止めようと住職が斬られたところ、脇侍の阿弥陀如来像(仏像)が血を流した(血の怪)ため、本...
東讃

極楽寺 仁王像(香川県さぬき市)

ごくらくじ におうぞう中興の祖とされる桂洞法印(名僧)が極楽寺へ連れてきたという石造りの仁王像大阪の石屋から石像を運んだが、志度からは人手不足のため、仁王に言い聞かせて寺まで歩かせた(動く絵や像)法印の金刀比羅宮参詣中に寺が火事となったが、...
洛中

本隆寺 千代の井(京都府京都市上京区)

ほんりゅうじ ちよのい本隆寺の境内にある井戸大火の時、本堂が燃え出すと一人の女人が現れて井戸の水を掛けて火を消した後日、本堂内の鬼子母神像の裾が焼けていて、女人の正体とされた(建物を守る)享保年間と天明年間の2回の大火で起こったとされ、“不...