弁慶

東三河

菟足神社(愛知県豊川市)

うたりじんじゃ猪(現在は雀を12羽)生贄として奉納する“風まつり”(祭礼)がおこなわれる“風まつり”を見た国司の大江定基は無常を感じ、後に出家したとされる(『今昔物語』:『宇治拾遺物語』)秦氏が創建に関わり、生贄神事がおこなわれるなどの理由...
中越

聚感園 弁慶手掘の井戸(新潟県長岡市)

しゅうかんえん べんけいてぼりのいど地方豪族の五十嵐氏の屋敷跡源義経一行もしばらく逗留したが、その間に弁慶が井戸を掘って主人に供した『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.64新潟県長岡市 寺泊
中越

胞姫神社(新潟県柏崎市)

よなひめじんじゃ源義経この地を通りがかった時、北の方が産気付いた無事に嫡男が生まれたため、弁慶が胞衣を神社に奉納した(胞衣塚)近くには弁慶が杖を突いて湧きだした産湯の水(湧水)がある『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.34新潟県柏...
西讃

加茂神社 弁慶の大般若経(香川県多度津町)

かもじんじゃ べんけいのだいはんにゃきょう加茂神社に奉納された経典平家を追って長門へ向かった源義経一行は嵐に遭って、多度津の浜に上陸した加茂神社に航海安全を祈願し、弁慶が自筆の大般若経600巻を書いて納めた『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川...
高松坂出

菜切地蔵(香川県高松市)

なきりじぞう弁慶が料理をしようとしたところ、まな板がないので、その代わりにこの地蔵の背で菜を切ったとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.22香川県高松市 牟礼町牟礼
庄内

鼠ヶ関(山形県鶴岡市)

ねずがせき奥羽三関と呼ばれた関所があった源義経一行が上陸、この地で弁慶が勧進帳を読み上げたとも言われる(演劇)海岸にある岩石が連なっている様子から念珠ヶ関と名付けられたとも(地名の由来)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.115山形...
村山

谷地中の石鳥居(山形県天童市)

やちなかのいしどりい別名「弁慶の一夜造りの石鳥居」(一夜作り伝説)弁慶が一夜で鳥居を造ろうとしたが、一番鶏が鳴いたため、中断した笠木も貫もなく、柱だけが立つ『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.55山形県天童市 川原子
村山

大行院 弁慶の笈(山形県朝日町)

だいぎょういん べんけいのおい浮島稲荷神社の別当・大行院にある弁慶が越後から朝日岳を回って大行院を訪れた際に、笈(旅具)を奉納した笈には「武蔵」という文字が書かれている『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.46山形県朝日町 大沼
南信

疣石(長野県伊那市)

いぼいしバイパスの若宮橋の橋脚近くにある巨石上部に溜まった水をつけるとイボが治るとされる(いぼ取り)弁慶が戸隠山からここまでひと飛びに飛んできた時につけた足跡とも言われる(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.102疣石長...
東信

真楽寺 弁慶の腰掛け松(長野県御代田町)

しんらくじ べんけいのこしかけまつ真楽寺の境内にある弁慶が腰掛けたという松の木『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.21長野県御代田町 塩野