役行者

吉野

入之波温泉(奈良県川上村)

しおのはおんせん役行者が開いたとされる温泉で、元は“塩葉”と書かれ、薬湯として知られた昭和48年(1973年)ダム湖の底に沈んだが、ボーリングにより源泉を確保して復活した『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.125奈良県川上村 入之...
吉野

▲水晶の窟(奈良県川上村)

すいしょうのいわや一部が白く光ることから名付けられた鍾乳洞(地名の由来)最深部に修行中の役行者の姿が写ったとされる岩がある現在は立ち入り禁止『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.125奈良県川上村 北和田
吉野

油こぼし(奈良県天川村)

あぶらこぼし大峯山参拝の途上にある断崖で、表面が滑りやすいためこの名が付いた(地名の由来)役行者が参拝の折、菜種油(燃料)を掛けて登ったため滑りやすくなったともされる『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.121奈良県天川村 洞川
吉野

母公堂(奈良県天川村)

ははこどう役行者を追って大峯の山に行こうとした母親を引き留めるために、村人に頼んで建てられた堂宇また母がこれ以上危険な山へ入らないよう、女人禁制の結界門を同時に建てた『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.120奈良県天川村 洞川
生駒葛城

奥田捨篠池(奈良県大和高田市)

おくだすてしのいけ役行者の母・刀良売(とらめ)がこの地で療養していた折、池にあった金色の蛙に篠萱(笹)を投げたところ片目を損じた直後に池にあった五色の露も一茎二花の蓮も消え失せ、母は病が重くなって亡くなった役行者は吉野の金峰山に赴いて、蛙の...
生駒葛城

追着神社 追付の森(奈良県御所市)

おおつきじんじゃ おおつきのもり?17歳の役行者が初めて葛城山へ登った時、若い女が絡んできたので打つと、女は悪臭を放って逃げた追いかけると、叢林で女は大蛇となって襲いかかったが、鴨の神が加勢して追い払った『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川...
生駒葛城

杓の森(奈良県御所市)

しゃくのもり役行者が現在の吉祥草寺の地で生まれた時に、産湯を汲んだ柄杓を埋めた場所(生誕伝説)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.110奈良県御所市 玉手
生駒葛城

タライの森(奈良県御所市)

たらいのもり役行者が現在の吉祥草寺の地で生まれた時に、産湯を使った盥(桶樽)を埋めた場所(生誕伝説)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.110奈良県御所市 玉手
生駒葛城

吉祥草寺(奈良県御所市)

きっしょうそうじ役行者の生誕地であり、役行者自身が創建した寺院(創建伝説)役行者ゆかりの産湯の井戸や腰掛け石が境内にあるまた行者堂には、自作の役行者像(貴人像)と母親の像が安置される『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.109奈良県...
生駒葛城

祈りの滝(奈良県御所市)

いのりのたき落差13mの滝葛城山で修行中の役行者が、この滝で身を清めて衆生済度の願を掛けた滝行をおこなう修験道の霊場とされる『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.109奈良県御所市 関屋