峡東大菩薩峠(山梨県甲州市) だいぼさつとうげ新羅三郎義光(源氏)が奥州に攻め入る時、この峠を越えようとして道に迷った一人の木樵(杣人)が頂上まで道案内して消えると、眼下に八流の白旗があり、八幡神の化身であることを悟ったその時義光が「南無八幡大菩薩」と唱えたことから名が... 2025.08.05峡東
峡東景徳院 旗立ての松(山梨県甲州市) けいとくいん はたたてのまつ織田方に攻められて進退窮まった武田勝頼が、境内にあるこの松の木に累代の旗を立てて、世嗣の信勝に家督を譲った(落城伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.34山梨県甲州市 大和町田野 2025.08.05峡東
備後赤幡神社(広島県福山市) あかはたじんじゃ平家の落人の子孫が住む谷にある、平家の赤旗を祀る神社源氏の旗の色である白を忌み(禁忌)、かつて境内に綿を植えた者は病死し、その年は凶作となった(祟り)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.92広島県福山市 沼隈町中山... 2025.05.27備後
下越切畑の乳銀杏(新潟県五泉市) きりはたのちちいちょう行基がこの銀杏の木の下で野宿した時に観音菩薩の夢告があり、木の枝を伐って十一面観音像(仏像)を彫り上げた暴風雨で軍旗がちぎれ飛んでこの木に引っ掛かったのを吉として、源義家が黒鳥兵衛を打ち破った枝葉を煎じて飲むと、乳の出... 2025.04.07下越
大分別府旗の台(大分県別府市) はたのだい関ヶ原の戦いの時に九州で起こった石垣原の戦いに加藤清正が参陣しようとした戦場に到着する前に戦いが終わったため、清正は途中で旗を取って返した現在は加藤清正の石像(貴人像)が置かれている『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.2... 2025.03.14大分別府
西讃横畑の里(香川県まんのう町) よこはたのさと屋島の戦いで敗れた平寿盛(平氏)らがこの地で帰農して住み着いたとされる集落(平家の落人)軍旗を横に倒して農民となったことから、横畑(横旗)の地名となった(地名の由来)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.89香川県まんの... 2025.03.06西讃