曼荼羅

郡内

常在寺 榎曼荼羅(山梨県富士河口湖町)

じょうざいじ えのきまんだら日蓮が西湖を通りがかった時、老婆が粟粥(料理)をもてなした食べ終わった頃に老婆は粥の中にハラアカという魚(魚類)を入れたとばらし、生臭坊主と罵った日蓮は粥を吐き出して湖に入れると、魚は生きて泳ぎだしたが、頭に粟粒...
佐渡

おけやき(新潟県佐渡市)

おけやき佐渡に流罪(法難)となった日蓮が上陸し、最初の一夜を過ごした欅の大樹この際土地の所有者であった老婆から粥(料理)の接待を受け、お礼として血曼荼羅と鍋(鍋釜)を与えた『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.31新潟県佐渡市 松ヶ崎
河内

中将姫所縁の石塔(大阪府東大阪市)

ちゅうじょうひめゆかりのせきとうこの地にあった渕側池(現存せず)に生える蓮から取った糸を使って、中将姫が当麻寺の曼荼羅を一夜にして織り上げたとされる池があった近くに供養のための石塔が建つ『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.87大阪府...
備後

妙顕寺(広島県福山市)

みょうけんじ妙性・本性という刀匠の兄弟が日蓮宗に帰依し、京都の妙顕寺で曼荼羅を授かった帰路に曼荼羅を置き忘れたが無事に返ったことから、京に戻りさらに判を授かり、寺宝とした寺宝に兄弟が三条小鍛治宗近と共に打ったとされる古狐丸(小狐丸:刀剣)が...
置賜

鶴布山珍蔵寺(山形県南陽市)

かくふざんちんぞうじ金蔵という男が鶴を助けてやったところ、その夜、妻にして欲しいという女が訪ねてきた女はあるものを作るので7日間部屋を覗かないよう言ったが、金蔵は中を見てしまった(見るなの禁止)女の正体は鶴で、恩返し(動物報恩譚)のため自ら...