朝鮮の役

南薩

玉山神社(鹿児島県日置市)

たまやまじんじゃ海から大きな火の玉(怪火)が飛来して大石の上に落ち、それ以降石が鳴動し続けた(動く石)付近に住む、朝鮮の役で連行された陶工(渡来人)達は、朝鮮宗廟の神・檀君(中国朝鮮の神)が村人を守るために来たと託宣を受けたこの大石を御神体...
鹿児島霧島

高麗舞の峰(鹿児島県姶良市)

こままいのみね朝鮮の役の頃、朝鮮から連れて来られた王子(渡来人)が一時この地(鴻ノ巣園跡:屋敷跡)に住んでいた故郷を思って泣く王子のため、朝鮮が見えると称して鴻ノ巣園の前の山に登って舞や音曲で慰めた『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店...
名古屋

常泉寺 秀吉お手植えの柊(愛知県名古屋市中村区)

じょうせんじ ひでよしおてうえのひいらぎ豊臣秀吉が11歳の時(1547年)に植えたとされる柊の木小田原攻め(1590年)の後にここに立ち寄った際に見つけ、大切にするよう竹で添え木をした朝鮮の役の出兵時に、柊の枝を逆さに地面に挿し、この木が根...
豊前国東

毛谷村六助の墓(大分県中津市)

けやむらろくすけのはか英彦山の神に大力を授かり、天狗に剣術を学んだ木樵(豪傑)豊臣秀吉の御前相撲で連勝し、36人目の木村又蔵に敗れたため、加藤清正の家臣となった(怪力伝説)その後、木田(貴田)孫兵衛と名乗り(戦国武将)、朝鮮の役で活躍した女...
豊前国東

松屋寺の蘇鉄(大分県日出町)

しょうおくじのそてつ府内にあった大友屋敷にあったの名木で、南蛮貿易やの際に得たものと言われる大友氏改易後は木下氏()が管理していたが、後に松屋寺に移植したあまりにも巨大な蘇鉄であるため、死んだ馬と偽って運んだとされる『日本の伝説49 大分の...
大分別府

法心寺 逆さ銀杏(大分県大分市)

ほうしんじ さかさいちょう法心寺境内にある銀杏の木加藤清正が朝鮮の役の帰途、杖にしていた木を挿したものが成長した枝を払ったり、木に登ったりすると、目眩や腹痛が起こる(祟るもの)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.39大分県大分市 ...