木曽義仲

北毛

武具脱の池(群馬県草津町)

ものぬぐのいけ真ん中がくびれているため、ひょうたん池の別名がある木曽義仲の家臣の一部(落人)がこの地まで逃れ、池に武具を脱ぎ捨ててさらに奥の入山に土着した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.87群馬県草津町 草津
北毛

白旗の湯(群馬県草津町)

しろはたのゆ源頼朝がこの地で巻き狩りをした際、付近で硫黄の臭いに気付き、土豪(地方豪族)の細野御殿介幸久に掘らせた温泉幸久は木曽義仲の家臣で、後に“湯本”の姓を授かり(姓名の由来)、草津温泉の湯守りとなった『日本の伝説27 上州の伝説』(角...
中毛

木曽三社神社(群馬県渋川市)

きそさんじゃじんじゃ木曽義仲の遺臣(落人)が氏神を奉じて廻っていたが、この地で急に御神体が重くなり動かなくなったため土着した(創建伝説)村人が「御神体は何か」と尋ねると「箱だ」と答えたことから箱田の地名の由来となった『日本の伝説27 上州の...
加賀

首洗池(石川県加賀市)

くびあらいいけ篠原の合戦(源平の戦い)で討ち取られた斎藤実盛の首実検のため、木曽義仲が首級を洗ったとされる池『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.68日本伝承大鑑:石川県加賀市 柴山町
加賀

多太神社(石川県小松市)

ただじんじゃ斎藤実盛の鎧兜や直垂の切れなどを木曽義仲が奉納した後年松尾芭蕉が来訪して詠んだ歌碑が残る『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.55石川県小松市 上本折町
加賀

笠間神社 義仲弓堀の井(石川県白山市)

かさまじんじゃ よしなかゆみほりのい京へ向かって進行中、この地に滞留した木曽義仲が弓で地面を掘ったところ出てきた湧水『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.47石川県白山市 笠間町
備後

覚明神社(広島県尾道市)

かくめいじんじゃ木曽義仲の子・義重と、家臣の大夫坊覚明(僧侶)ら30余名は、義仲敗死後にこの地に移り住んだ(落人)土地の開発に尽力した後、義重と覚明は木曽に帰り、残った家臣の末裔が神社を管理している『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)...
中信

洞光寺 兜石(長野県松本市)

とうこうじ かぶといし洞光寺の山門前にある木曽義仲が初めて平家方と戦ったとされる戦の時、兜を置いたとされる石動かそうとしても動かず、上に座ると必ず罰せられるとされる(障る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.74長野県松本市 刈谷...
中信

太田清水(長野県塩尻市)

おおたしみず挙兵した木曽義仲が、馳せ参じた乳母子の今井兼平とこの地で出会ったこの湧水で兼平が馬の足を洗ったところ、たちまち馬が元気となり、この地は洗馬と呼ばれた(地名の由来)近くの「邂逅の清水」にも全く同じ伝承あり『日本の伝説3 信州の伝説...
中信

▲鏡岩(長野県塩尻市)

かがみいわ心念堂の裏山にある表面が光って輝くため、その光に馬が驚いて木曽義仲が落馬したという木曽義仲が、この岩(鏡石)で姿を映して髪を梳いたという『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.71長野県塩尻市 洗馬芦ノ田