加賀弘法池(石川県白山市) こうぼういけ老婆の親切に感激した空海が。錫杖で岩に穴を開けて出来た湧水甌穴部分から水が湧き出ている『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.36石川県白山市 釜清水 2025.06.15加賀
金沢福千寺 五色の八重梅(石川県金沢市) ふくせんじ ごしきのやえうめ滞在していた蓮如がこの地を離れる際、梅の木の杖を挿したところ5色の花を付ける木に成長した加賀藩主が城に移植したところ全く花が咲かず、戻すと元通りの勢いで花を咲かせた(特異な花)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』... 2025.06.14金沢
備後光明坊(広島県尾道市) こうみょうぼう後鳥羽上皇の女官であった松虫・鈴虫の姉妹は無断で出家したため、この地に匿われて生涯を終えたこの法難によって流刑となった法然がこの地に立ち寄り、杖を挿して根付いた白檀の木(木本)がある『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p... 2025.05.26備後
広島廿日市錫杖の梅(広島県廿日市市) しゃくじょうのうめ弥山七不思議の1つで、空海が立て掛けた杖が根を張って梅の木になった『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.17広島県廿日市市 宮島町 2025.05.22広島廿日市
西三河重原の三井戸(愛知県刈谷市) しげはらのみついど別名・佐次兵衛井戸家に立ち寄った空海が水を所望し、佐次兵衛は遠くまで時間をかけて水を汲んできた近くに井戸がないことを知った空海は杖で地面を突いて水を出した(湧水)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.74愛知県刈谷市... 2025.05.12西三河
外房墨染桜(千葉県東金市) すみぞめざくら西行が、山城国の墨染寺にあった桜の枝を杖として旅をしていたこの地で山部赤人と小野小町を偲び、杖を地面に挿して和歌を一首詠んで立ち去ったが、その杖が大木となった『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.80千葉県東金市 山田 2025.04.28外房
北総松虫寺 お杖銀杏(千葉県印西市) まつむしでら おつえいちょう病気平癒した松虫姫(不破内親王)が都に戻る折、来るときに使っていた杖を地面に挿して帰った春になって杖は芽吹き、その後立派な銀杏の木となった枝から垂れている乳枝を煎じて飲むと、乳の出が良くなる(授乳の俗信)『日本の... 2025.04.25北総
下越大蔵神社(新潟県関川村) おおくらじんじゃ大里峠の大蛇から村を滅ぼそうとする秘密を聞いた琵琶法師・蔵の市は、命に替えて村人にそれを伝えた村人によって大蛇は退治されたが(化け物退治)、蔵の市は死んでしまった村人は琵琶(楽器)を御神体として蔵の市を祀り、また杖を挿したと... 2025.04.08下越
下越鳥屋野の逆さ竹(新潟県新潟市中央区) とやののさかさだけ越後七不思議の1つ親鸞がこの地で布教していた時、竹の杖を地面に挿したところ、根付いて竹藪に成長した杖を逆さにして挿したので、枝や葉が逆さの状態で生える『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.96新潟県新潟市中央区 鳥... 2025.04.07下越
豊前国東椿堂(大分県豊後高田市) つばきどう空海が椿の杖で地面を突いたところ、霊水(湧水)が湧き出てきて、杖が大木となった祈願成就のお礼として、松葉杖・コルセット・髪の毛が奉納されている(特別な奉納)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.93大分県豊後高田市 黒土 2025.03.18豊前国東