豊前国東

椿堂(大分県豊後高田市)

つばきどう善通寺椿大堂(椿観音)と椿堂遍照院(椿大師)が同じ境内にある唐から戻り九州に滞在していた空海が、椿の杖で地面を突いたところ、霊水(湧水)が湧き出てきて、杖が大木となった(創建伝説)祈願成就のお礼として、松葉杖・コルセット・髪の毛が...
臼杵佐伯

解脱闇寺 雷井戸(大分県津久見市)

げだつあんじ かみなりいど解脱闇寺の境内にある雷と共に天から雷神が落ちてきたが、住職が杖を庭に突き立て、それを支えに天に帰っていった翌日、助けたお礼として境内に湧水が湧いたが、それが雷井戸となったまた住職が突き立てた杖は成長して巨木となった...
大分別府

法心寺 逆さ銀杏(大分県大分市)

ほうしんじ さかさいちょう加藤清正が創建した法心寺境内にある銀杏の木(当時鶴崎は清正が領した飛び地)清正が朝鮮の役の帰途に立ち寄り、杖にしていた木を挿したものが成長した枝を払ったり、木に登ったりすると、目眩や腹痛が起こる(祟るもの)『日本の...
大分別府

由布川渓谷(大分県由布市)

ゆふがわけいこく谷を渡るのに馬を貸してくれなかったため、空海が杖で線を引くように大地を割って出来た渓谷(渓谷峡谷:地形の由来)空海が地面を割ったのは、村同士の境界線争いを止めるためだったとも桃川左衛門という長者が子宝を願って祈願して、路傍で...
西讃

世の中桜(香川県三豊市)

よのなかざくら本山寺建立の時、空海がこの地を訪れて、杖を地面に挿したところ生長した桜の木花の咲き具合で五穀豊穣や世の中の吉凶を占ったため、この名がついた(占い)豊作の年は花が長く保ち、凶作の年は花がすぐに散るとされる『日本の伝説5 讃岐の伝...
東讃

大窪寺 杖泉(香川県さぬき市)

おおくぼじ つえいずみ四国八十八ヶ所霊場の結願所である大窪寺の奥の院にある空海が錫杖で地面を突いて出来たとされる湧水あるいは本尊に水を捧げるため、独鈷で岩の下を掘って湧き出たとされ、“独鈷水”とも呼ばれる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書...
南信

逆さ銀杏(長野県大鹿村)

さかさいちょう鹿塩七不思議の1つとされる幹周り8m、高さ12m、樹齢1100年になる銀杏の木空海がこの地を訪ねた時、杖を挿したものが根付いたとされる皮を煎じて飲むと乳の出が良くなるとされる(授乳の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店...
南信

七蔵寺 子持ち桂(長野県辰野町)

しちぞうじ こもちかつら七蔵寺境内にある、幹周り11m、樹高22mの桂の木空海が巡錫中、杖を挿したものが根付いたとされる鎌倉時代の武将・小笠原長経(武家)が“子持ち桂”と命名した枝葉を煎じるか、身につけておくと子宝に恵まれるとされる(子授の...
南信

日蓮の高座石(長野県富士見町)

にちれんのこうざいし敬冠院の境内にあり、上に祠が建つ日蓮がこの地を訪れた時、疫病が流行しており、岩の上に立って三日三晩説法と加持祈祷(宗教儀式)をして霊験を示した(名石)石のそばに挿した杖から蔦(蔦葛)が芽吹き、石を蔽うようになった『日本の...
中信

熊野神社 逆さ杉(長野県安曇野市)

くまのじんじゃ さかさすぎ一揆(貞享騒動)の誓詞を交わした熊野神社境内にある貞享3年(1686年)一揆勢が松本へ行く直前、多田加助(義民)が前途を祝い逆さに植えた杉の木一説では加助が地面に突き立てた杖が根づいたとされる『日本の伝説3 信州の...