さいたま川口

調神社(埼玉県さいたま市浦和区)

つきじんじゃ伊勢神宮への貢ぎ物(調)を境内に集めたことから名が付き(名称の由来)、この運び入れのため鳥居がない「つき」という社名から兎を神使とする調神社七不思議があり、鳥居がない・松の木がない・狛兎・御手洗池の片目の魚・日蓮上人駒つなぎの欅...
北毛

龍燈の松(群馬県長野原町)

りゅうとうのまつ永禄年間(1558~1570年)に常林寺を再興することとなったが、人手が集まらず工事が難渋した(創建伝説)その時近くの松の木に1匹の白龍がとぐろを巻き、毎夜鱗から怪光を発したため、昼夜兼行で完成することが出来た『日本の伝説2...
東毛

大通寺 冠掛松(群馬県太田市)

だいつうじ かんむりかけのまつ?挙兵して鎌倉へ向かう途中、新田義貞がここで休憩して冠(装身具)を懸けた松の木別名・冠着の松とも呼ばれ、義貞がここで歌(和歌)を詠んだ『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.20群馬県太田市 新田木崎町
中毛

牛打松跡(群馬県伊勢崎市)

うしうちのまつあと栄西の高弟・栄朝禅師(名僧)が世良田に招かれ、牛に乗ってやって来た途中、牛を打っていた松の枝を挿したところ、根付いて成長した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.20群馬県伊勢崎市 馬見塚町
東毛

大山祇神社 義経笠懸松跡(群馬県太田市)

おおやまづみじんじゃ よしつねかさかけまつあと奥州へ落ち延びる途中、源義経が笠(雨具)を松の木に懸けて休憩したとされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.19群馬県太田市 山之神町
石見

蟠龍峡(島根県美郷町)

ばんりゅうきょう領主の小笠原長親(南北朝の武将)は、家臣の玄太夫宗利の戦功から褒美に側室を与えて本妻とさせた数年後本妻は病により醜女となり、玄太夫は一人の女中に心を寄せるようになった嫉妬(嫉妬猜疑)した本妻は、3人で峡谷(渓谷峡谷)へ遊山へ...
出雲

関の五本松(島根県松江市)

せきのごほんまつ松の巨木が5本並んで立っており、船の目印として重宝していた美保神社へ行く藩主(大名)の駕籠の邪魔になるとして1本が伐られた残りの松を伐られないよう、2組の夫婦松として民謡(音曲)に歌い込め抗議の意を示した小泉八雲が見物して書...
南薩

宮入松跡(鹿児島県南九州市)

ぐれまつ(ぐいげまつ)あと開聞からそれぞれ知覧・川辺の所領地に赴いた豊玉姫と玉依姫の姉妹神が、道中の途中で行列を整えた松の木の跡現在は石碑のみが残る『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.99鹿児島県南九州市 知覧町東別府
峡北峡中

常光寺 杉戸の松(山梨県韮崎市)

じょうこうじ すぎとのまつ建長寺の僧侶に化けた狸が訪れ、庭の松を見て間もなく枯れるので絵を描こうと申し出た狸僧は自らの尻尾を使って、方丈の杉戸(建具)に松の絵(絵画)を描いた『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.68山梨県韮崎市 清...
峡東

景徳院 旗立ての松(山梨県甲州市)

けいとくいん はたたてのまつ織田方に攻められて進退窮まった武田勝頼が、境内にあるこの松の木に累代の旗を立てて、世嗣の信勝に家督を譲った(落城伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.34山梨県甲州市 大和町田野