東三河羽衣の松(愛知県豊川市) はごろものまつ天女(天人)が羽衣を松の木に掛けて豊川で水浴びをしていたところ、ある男が羽衣を奪い隠した天女は仕方なく男と結婚して男児を成したが、ある時羽衣を見つけて天に帰っていった(羽衣伝説)天女は乳の代わりに片葉の茶の実を残し、男児は成長... 2025.05.12東三河
東三河千貫松(愛知県田原市) せんがんまつ徳川家康の武将・本多広高(戦国武将)が田原城を攻めた時、松の木が邪魔で火矢を思うように放てなかった広高は「千貫の金を出しても、あの木を取り除きたい」と言ったことから名が付いた(田原中都小学校正門横にあるが、現在は案内もなく、松の... 2025.05.12東三河
西三河法蔵寺 御草子掛松(愛知県岡崎市) ほうぞうじ おんそうしかけのまつ徳川家康が幼少の折、この寺で手習いを学び、書いた草子(文書)をこの松の木に掛けた『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.60愛知県岡崎市 本宿町寺山 2025.05.12西三河
安房掛松寺 袈裟掛松(千葉県鴨川市) けいしょうじ けさかけまつ小松原法難で負傷した日蓮を救出した北浦兄弟が、介抱の際に袈裟を脱がせて掛けた松初代の松は切られた後に日蓮木像(貴人像)として寺に安置、現在の松は4代目『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.104千葉県鴨川市 ... 2025.04.29安房
内房姉埼神社(千葉県市原市) あねさきじんじゃ日本武尊が東征の折、航行安全のために風の女神(志那斗弁命:記紀神話の神)を祀ったのが始まり女神は夫神(志那津彦命)の帰りを待ちわび「待つ」ことを忌んだため、「松」を植え飾ることが禁忌となった『日本の伝説6 房総の伝説』(角川... 2025.04.26内房
東葛飾鐘ヶ淵(千葉県市川市) かねがふち里見公園西の江戸川にある淵国府台合戦(戦国の戦い)の時、里見軍が鐘を松に掛けて陣鐘として使っていた北条軍が奪い取って鐘をつくと鳴らず、里見所縁の女性がつくと音が鳴った女が鐘を鳴らすと松の枝が折れ、鐘が川に沈んだため、その場所を鐘ヶ... 2025.04.23東葛飾
内房羽衣の松(千葉県千葉市中央区) はごろものまつ天女(天人)が池に生える「千葉の蓮」を見に下りてきて、羽衣を松の木に掛けた領主の常将(地方豪族)は羽衣を隠すと、天女と夫婦となって子をもうけ、千葉の姓を帝から授かった(姓名の由来)天女は羽衣を見つけて天に帰ったが、常将が亡くな... 2025.04.23内房
下越弁天の松(新潟県新潟市中央区) べんてんのまつ別名・舟繋松弥彦神社遙拝の地に植えられた松の木暴風雨になると、鳥屋野潟の漁師はこの木に船をつないで難を逃れた土手を造るため枝を払ったところ、伐った人夫が足を腐らせて死んだため、伐る者がいなくなった(祟る物)『日本の伝説41 越... 2025.04.07下越
下越石瀬の一本杉(新潟県新潟市西蒲区) いしぜのいっぽんすぎ宿代が足りずに困っていた伊勢参の姉妹を、宿の主人が助けた主人が、お松とお杉の姉妹が住んでいると言った越後へ赴いた際に訪ねたが、そのような住人は居なかった村人が、同じ名の松と杉の巨木があることを教え、主人が行ってみると、枝... 2025.04.07下越
中越八百比丘尼の松(新潟県長岡市) やおびくにのまつこの浜に滞在した弥彦の神(その他の神々)が、ある時3人の村人を招待して、丸穴の貝を土産に持たせた金五郎は貝を戸棚に隠したが、17になる娘がそれを食べて不老不死の身体となった500歳になった時に娘は仏門に入り、家の前に松の木を... 2025.04.06中越