吉野十津川

桜本坊(奈良県吉野町)

さくらもとぼう大海人皇子が吉野にあった冬の夜、夢で満開の桜を見て、目覚めて窓を開けると山に満開の桜があった角乗法師(名僧)に夢占いさせると、王となる夢とされ、翌年天武天皇として即位した即位後にその桜の木を求め、その場所に桜本坊を建てた(創建...
生駒葛城

石光寺(奈良県葛城市)

せっこうじ中将姫が曼荼羅を織る際、この地に染井戸を掘って糸(裁縫道具)を五色に染め上げた役行者が仏法の栄枯を測るため植えた桜の木に、中将姫が染めた糸を掛けたとされる糸掛け桜があるこれらの故事より通称“染寺(そめでら)”とされる『日本の伝説1...
橿原桜井天理

桜の井(奈良県桜井市)

さくらのい深さ9尺あまり(3m弱)、径2尺2寸(約70cm)の井戸履中天皇が行幸した際、この井戸の湧水を飲んで称賛し、そばに桜の木があることから“桜の井”と名付けた大和の七つ井の1つで、桜井の地名の由来とされるまたこの地は履中天皇の磐余稚桜...
熊谷深谷

清心寺 平忠度供養塔(埼玉県深谷市)

せいしんじ たいらのただのりくようとう一の谷の戦いで平忠度(平氏)を討ち取った岡部六弥太忠澄(源平の武将)が、帰国後その武勇を悼んで建立した供養塔(五輪塔)自領の中で最も景色の良い場所を選んで供養塔を建てたとされる境内には、忠度の妻の“菊の...
高崎安中富岡

慈眼寺 少将桜(群馬県高崎市)

じげんじ しょうしょうざくら厩橋藩主の酒井雅楽頭忠清(大名)はこの寺にあるしだれ桜が気に入り、苗木をもらって城に植えた桜の木は花を全くつけず、藩主の夢枕に立って慈眼寺に帰りたいと訴えた(夢告)その後寺に返されると、桜は毎年花を咲かせた忠清の...
前橋伊勢崎

雙林寺 忠度桜(群馬県渋川市)

そうりんじ ただのりざくら雙林寺七不思議の1つ開山の月江禅師の夢枕に平忠度(平氏)の幽霊が現れ、和歌の続きを詠んで欲しいと頼んだそれに満足した忠度が枝の鞭を境内に挿し、それが桜の木に成長した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.91...
沼田草津

山妻有大明神 山妻有の桜(群馬県沼田市)

やまつまりだいみょうじん やまつまりのさくら新田義貞の息子・義宗(南北朝の武将)の妻子がこの地に滞在していたうつぶしの森で義宗が討死したためこの地を逃れたが、その時の形見として植えた桜の木が残る『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p....
沼田草津

謙信のさかさ桜(群馬県みなかみ町)

けんしんのさかさざくら樹高約9m、幹周り約6mの桜の木天文21年(1552年)、越後から関東へ出征した上杉謙信が、馬の鞭にしていた枝を地面に挿して根付いて生長したこの桜の花がよく咲いた年は豊作になるとされ(占い)、“豊年桜”の別名がある『日...
松江出雲

須佐神社 影無桜(島根県出雲市)

すさじんじゃ かげなしざくら須佐神社の七不思議の一つ隠岐島に木の影が掛かり耕作出来ない土地があったが、夢のお告げで須佐神社の桜の巨木と分かった(巨木伝説)伐り倒した後に切株からまた桜が生えたが、大きくなることはなかった『日本の伝説48 出雲...
甲府韮崎北杜

実相寺 山高神代桜(山梨県北杜市)

じっそうじ やまたかじんだいさくら“日本三大桜”の一つで、樹高約10m、幹周り約12mの桜の木東征の際に日本武尊がお手植えされたことから名付けられた(地名の由来)枯死寸前のところ日蓮が蘇生を祈願して樹勢が再び盛んとなった『日本の伝説10 甲...