西讃横尾時蔭の墓(香川県多度津町) よこおときかげのはか豊原兼秋(廷臣)が四国に下向した際、浜で琴(楽器)を弾じていると、ある者がそれを聞いていた兼秋が誰何すると、その者は横尾時蔭と名乗り、父が昔天王寺の楽師をしており、音楽に造詣ある者だった兼秋と時蔭は兄弟の契りを結んで再会... 2025.03.04西讃
東讃鼓渕(香川県さぬき市) つづみふち俗世への未練を断ち切るために静御前が、愛用の初音の鼓(楽器)を捨てた淵『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.28香川県さぬき市 昭和 2025.03.02東讃
中信琵琶橋(長野県塩尻市) びわばし橋のたもとで一人の法師が朝夕琵琶(楽器)を鳴らしていたが、ある時「この橋の上で一曲を得た」と言って去った後に敦実親王が当地を訪れ、この橋で蝉丸が秘曲・流泉(音曲)を作ったので、琵琶橋と名付けるよう申しつけた『日本の伝説3 信州の伝説... 2025.01.27中信
中頭赤犬子宮(沖縄県読谷村) あかいんこぐう赤犬子は、母親が婚約者が殺される前に身籠もって出来た子で、赤犬の子と噂された(生誕伝説)三線(楽器)を発明し、琉球音楽のリズム(音曲)を創り上げた人物とされる(文人)赤犬子の終焉の地とされる『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書... 2025.01.13中頭
洛外羅城門遺址(京都市南区) らじょうもんいし平安京の正門だった羅城門の跡渡辺綱が鬼と戦い片腕を斬り落とした(謡曲「羅城門」)源博雅が琵琶の名器(楽器)「玄象」を鬼から取り戻した(『今昔物語』)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.70日本伝承大鑑 京都市南区 唐... 2024.12.19洛外