北毛吾妻神社(群馬県中之条町) あがつまじんじゃ“和利宮(わりのみや)”の名でも知られる伊勢国安濃津の阿野長者は、伊勢神宮の子守神社に祈願して一人娘の子持御前を得た子持御前は加若次郎和利の妻となったが、伊勢国司の横恋慕で和利は下野国へ流罪となる子持御前は神の助力を得て夫を... 2025.09.27北毛
出雲清光院(島根県松江市) せいこういん松風という芸者(芸者幇間)は、ある若侍に懸想されたが(横恋慕)、相手にせず避けていたある夜偶然出くわしたため逃げたが、清光院の石段で斬られ、位牌堂の入り口で事切れたその後、位牌堂入り口の階段から血が滲み出て、いくら拭いても現れた... 2025.09.04出雲
北薩出水の大楠(鹿児島県出水市) いずみのおおくす交易のために出水を訪れた鴨雅彦(商人)は、土地の娘・幸媛と恋仲となった土地を治める役人の稲置は幸媛に横恋慕し、雅彦を大隅に追放した(悲恋伝説)幸媛は楠の種を様彦に与え、それぞれの土地で種を蒔き木の成長を見ることで互いを思い合... 2025.08.27北薩
鹿児島霧島蒲生八幡神社 蒲生のクス(鹿児島県姶良市) かもうはちまんじんじゃ かもうのくす日本一の大きさの楠の木和気清麻呂がこの地を訪れ、持っていた杖を挿したところ根付いた横恋慕で出水を追われた若者が、相思相愛の姫から貰った種を蒔き、それが生長した楠の木(悲恋伝説)『日本の伝説11 鹿児島の伝... 2025.08.25鹿児島霧島
奥能登恋路観音堂(石川県能登町) こいじかんのんどう横恋慕のために助三郎を殺し、鍋乃を自害させた源次は、罪滅ぼしのため村を出奔した僧となった源次はその後郷里に戻り、観音堂(堂宇)を建てて菩提を弔った観音堂が出来てから集落で火事が起こることがなくなった『日本の伝説12 加賀・... 2025.06.21奥能登
奥能登恋路海岸(石川県能登町) こいじかいがん窮地を助けた助三郎と鍋乃が恋仲となり、鍋乃が篝火を焚いて弁天島で逢瀬を重ねた横恋慕した男が鍋乃を縛って篝火の位置を変えたため、助三郎が溺れ死に、それを知った鍋乃も身を投げた(悲恋伝説)2人の悲恋から恋路という地名が付けられ(地... 2025.06.21奥能登
最上庭月観音(山形県鮭川村) にわつきかんのん最上三十三観音の33番札所(札所巡り)渡し船で参拝する折、心の穢れた者は大蛇の幻影を見て、その恐ろしさから参拝できないとされた斯波氏(武家)の姫であった光姫に横恋慕した鮭川の横川大膳は、姫を拉致しようとして失敗、処刑されたそ... 2025.02.17最上
洛外浄禅寺 鳥羽の恋塚(京都市南区) じょうぜんじ とばのこいづか遠藤盛遠(後の文覚上人)に横恋慕された人妻の袈裟御前(貞女)は、自らの命を投げ打って決着をつけた袈裟御前の墓(首塚)が「鳥羽の恋塚」と呼ばれて、境内にある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.72京都市南区... 2024.12.19洛外