23区下町蛇橋跡(東京都足立区) へびばしあと大曽根村の名主・新八は、綾瀬川(河川)が氾濫しそうになり、獅子頭に長布を付けて龍を模して対岸の堤を切ろうとした対岸の村人が人が化けたものと見破ると、新八を捕らえて嬲り殺しにした(私刑)身元が割れて咎めを受けた母親は、息子の死に気... 2025.10.1723区下町
西毛聖観音碑(群馬県安中市) しょうかんのんひ川に架けられた石橋で落馬が多発したので確かめると、裏側に3体の観音像が彫られた板碑であったため、祀られた(神仏霊験譚)“おびんづる様”と呼ばれ、崇敬される『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.109群馬県安中市 鷺宮 2025.10.01西毛
西毛伊勢三郎義盛屋敷跡(群馬県安中市) いせさぶろうよしもりやしきあとこの地で盗賊をしていた伊勢三郎義盛(源平の武将)の屋敷跡橋向こうの宿に旅人を泊めて殺していたため“朝不見橋”と呼ばれた橋の一部が残る源義経の家来となって奥州へ向かう前、大願成就を願ったところ池の葦がすべて片葉と... 2025.10.01西毛
西毛佐野橋(群馬県高崎市) さのばし朝日長者の娘・お並と夕日長者の息子・小治郎が恋仲となって、佐野の舟橋で逢瀬を重ねた両長者は仲が悪いため、2人が逢うことを禁じたが、お並が夜の舟橋へ行って誤って川に落ちて死んだ(悲恋伝説)その光景を見た小治郎も川に飛び込んで死に、その... 2025.09.29西毛
北毛琴橋(群馬県長野原町) ことばし吾妻川に架かる橋の下の水底には龍宮があるとされ、証文を入れて必要分の膳椀を借りることが出来た(椀貸伝説)欲深な者が借りっぱなしにしていたところ、膳椀ごと家が全焼して借りた者も狂死した(強欲の報い)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川... 2025.09.28北毛
北毛かぶと岩・鎧橋(群馬県沼田市) かぶといわ・よろいばし奥州へ逃れる源義経がこの地で休憩し、川中にある巨石に兜を脱いで汗を洗い流したかぶと岩のそばにある橋は、その故事にちなんで鎧橋と名付けられた『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.68群馬県沼田市 利根町平川 2025.09.27北毛
中毛安楽寺 不動堂(群馬県前橋市) あんらくじ ふどうどう武田勝頼が攻め込んできてお堂が焼かれたが、その灰が捨てられた橋では落馬する者が続出した(罰を与える)橋の近くで怪光が現れ、見ると川岸に不動明王像(仏像)があったため、再びこれを祀った『日本の伝説27 上州の伝説』(角川... 2025.09.23中毛
東毛常楽寺 やきもち地蔵(群馬県館林市) じょうらくじ やきもちじぞう近くの深諦寺の日限地蔵を見初め、夜な夜な地蔵が川沿いの土手を歩いた(動く絵や像:遊ぶ神仏)住職が柵を作ったがこれを破って出歩くため、さらに厳重に囲われて出られなくなった近くの橋を婚礼の列が渡ると不縁になるとされ、... 2025.09.23東毛
石見子落橋(島根県浜田市) こおとしばし和泉式部は九州の父に会いに行く途中の山陰道で、娘を出産する赤子を連れての旅は無理と悟り、道中で娘を棄てたとされる橋(子女受難)棄てた子は後の小式部内侍『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.104島根県浜田市 三隅町... 2025.09.11石見
出雲普門院(島根県松江市) ふもんいん謡曲「杜若」を門前の橋で歌うと、女の幽霊が現れ怪異が起こる(禁忌)ある武家が謡をして帰宅したところ、家の門前に女が立っており、文箱(箱類)を渡すとかき消えた不審に思い開けると中に赤子の生首があり、客間に首のない我が子の死体が置かれ... 2025.09.03出雲