東三河

岩屋観音 観音像(愛知県豊橋市)

いわやかんのん かんのんぞう豊川に架かる吉田大橋の架橋を請け負った江戸の大工の棟梁2名が難工事のために岩屋観音堂に参籠した2人は同時に同じ夢を見て架橋の工法を思い付き、難工事を完成させた(神仏の加護)橋の完成後に2人は浄財を集め、岩屋観音堂...
西三河

小太郎石(愛知県岡崎市)

こたろういし洪水のために橋が流されたので、土地の力持ち・小太郎(名士)が橋の代わりに運んできた巨石(力石:怪力伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.66愛知県岡崎市 樫山町
尾張

長松寺 小平治弘法(愛知県大口町)

ちょうしょうじ こへいじこうぼう酒浸りの大工の小平治は、橋の修理で庄屋にあしらわれてから改心し、喜捨を集めて村中の橋を石橋に替えたその死後、長松寺境内に顕彰碑が建てられ、そこに弘法大師(空海)の姿が彫られた空海像の左目が、小平治と同じく失明...
尾張

春日寺(愛知県小牧市)

かすがじ叔父を訪ねて西行が訪れ、その間に自分の姿を像(貴人像)に彫った境内に像を安置した西行堂跡の碑が残るそばに流れる河川を西行堂川、近くには西行堂橋がある(自衛隊小牧基地正門北:地名の由来)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.14...
名古屋

熱田神宮 二十五丁橋(愛知県名古屋市熱田区)

あつたじんぐう にじゅうごちょうばし西行が熱田神宮を参拝し、この橋のたもとで和歌を詠むと返歌する者があり、驚いて逃げ帰った(声の怪)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.12愛知県名古屋市熱田区 神宮
下越

間手橋(新潟県新潟市西蒲区)

まてばし菖蒲御前と共に源頼政も越後に逃れ、この地で別々に住んだ毎日のように2人は会ったが、頼政はいつもこの橋で御前を待っていたためこの名が付いた(地名の由来)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.89新潟県新潟市西蒲区 鷲ノ木
中越

大儀寺 関山の毛塚(新潟県南魚沼市)

だいぎじ せきやまのけづか源教という僧が、転落死が絶えない五十嵐橋で寒行供養していると、菊という名の女の幽霊が現れた幽霊は髪の毛があるため成仏出来ないので、髪を剃って欲しいと頼んだ源教は幽霊を寺に招いて髪を剃り、そのうちの何本かを手元に残す...
豊前国東

両子寺 鬼橋(大分県国東市)

ふたごじ おにばし両子寺七不思議の1つ鬼と呼ばれた千徳坊という怪力の僧侶が一枚岩の巨石を運んで橋にした(怪力伝説)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子
豊前国東

両子寺 無明橋(大分県国東市)

ふたごじ むみょうばし両子寺七不思議の1つ橋の下に観音像が祀られており、渡ると信仰心が湧いてくるとされる牛や馬が渡ると橋から落ちるとされる『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 安岐町両子
臼杵佐伯

不思議橋(大分県豊後大野市)

ふしぎばしある大工が山で2頭の白鹿を助けたところ、大水で流された架橋の依頼が舞い込んだ一旦橋は出来上がるが大水で流出、飼い犬が自ら川に飛び込み人柱となった橋が出来上がった時、2頭の鹿が山から駆け下りてきて、橋のたもとで消え失せた大水ごとに流...