歌碑

奥能登

辺津比咩神社(石川県穴水町)

へつひめじんじゃ「穴水大宮」と呼ばれ、能登地方有数の名社とされる西行がこの地を詣で、その風景を賞した歌を詠んだ歌碑が残る『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.109石川県穴水町 大町
加賀

多太神社(石川県小松市)

ただじんじゃ斎藤実盛の鎧兜や直垂の切れなどを木曽義仲が奉納した後年松尾芭蕉が来訪して詠んだ歌碑が残る『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.55石川県小松市 上本折町
東三河

伊良湖神社 磯丸霊神祠(愛知県田原市)

いらごじんじゃ いそまるれいしんほこら無学だった糟谷磯丸(歌人)は30歳半ばで和歌を始め、まじない歌で有名となった死後、まじない歌の効験から神格化され祠が建てられ、現在は伊良湖神社境内に糟谷磯丸旧里の碑(歌碑)と共にある『日本の伝説7 愛知...
中越

愛宕神社 初君の歌碑(新潟県長岡市)

あたごじんじゃ はつきみのかひ藤原為兼(公家)が佐渡へ流される時、この地で船待ちをしたその間のつれづれを慰めたのが遊女の初君であったが、船出の際に互いに和歌を読みあって別れた赦免された為兼は勅撰和歌集『玉葉和歌集』の編纂の際に初君の歌を入れ...
日田竹田

鏡坂(大分県日田市)

かがみざか景行天皇がこの地に至り、坂の上から日田の里を見て「鏡のようだ」と言ったことに由来する(地名の由来)鏡坂公園内に、事績を記した歌碑が建つ『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p115大分県日田市 上野
西讃

七仏寺 西行法師歌碑(香川県善通寺市)

しちぶつじ さいぎょうほうしかひ七仏寺のそばにある歌碑芋泥棒と疑われた西行が、無実を証すために詠んだ和歌が刻まれている『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.59香川県善通寺市 吉原町
村山

誰袖碑(山形県村山市)

たがそでひ都で笛の名手であった外記という者(廷臣)が、罪を得て陸奥へ流され、楯岡の地で亡くなった後を追ってきた女御(女官)は、彼の病死を知って、和歌を一首詠み、形見の小袖(衣類)を手にして自害したこの悲恋伝説の歌碑が、天満宮そばにある『日本...