北薩戸田観音 ガラッパ像(鹿児島県薩摩川内市) とだかんのん がらっぱぞう長禄3年(1459年)、渋谷徳重(武家)の姫が舟遊びをしている最中、樋脇川(河川)に落ちて水死した河童の仕業と考えた徳重は、供養のために建立した観音像の足元に河童(ガラッパ)の像を置いて懲らしめたさらに川近くに「水... 2025.08.27北薩
和泉久米田寺(大阪府岸和田市) くめだでら久米田池を管理するために行基が建立したとされる(創建伝説)後に荒廃したが、安東蓮聖(武家)が、前世が橘諸兄であるので再興せよと託宣を藤代王子で受け、再建した(生まれ変わり:奇縁)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.51大阪... 2025.07.08和泉
加賀若宮八幡宮(石川県白山市) わかみやはちまんぐう2つの日輪(太陽)が現れたためそれを射るよう、鎌倉将軍の命が富樫氏(武家)に出た家臣の山上新保介(武人)は鶴岡八幡宮に参籠して霊夢を得て、一方の日輪を射落とした夢告]に従い、一夜で森(叢林])が出現した地(一夜作り伝説)... 2025.06.16加賀
加賀布市神社 力石(石川県野々市市) ぬのいちじんじゃ ちからいし富樫氏(武家)の屋敷跡に建つ神社にある弁慶が単身で富樫の館を訪れ、宴席で投げ飛ばした石とされる雨乞い(祈雨)に使われていたが、その後割れて、力石として使用されるようになった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角... 2025.06.14加賀
金沢倉ヶ嶽大池(石川県金沢市) くらがたけおおいけ富樫政親(武家)は一向一揆に囲まれたが、城を脱出して途中この池に馬ごと落ちて死んだとの説がある『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.21石川県金沢市 倉ヶ嶽 2025.06.14金沢
金沢高尾城址(石川県金沢市) たこうじょうし一向一揆で滅びた富樫政親(武家)の居城で、この地で富樫氏は滅亡した(落城伝説:歴史的事件)春と秋の晩に城跡から怪火(高尾の坊主火)が現れ、富樫館のあった場所まで飛んだ『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.21石川... 2025.06.14金沢
広島廿日市楊柳観音堂(広島県広島市安佐南区) ようりゅうかんのんどう武田信隆(武家)が甲斐国から安芸国へ赴任した時、地元に残してきた仏像近江国の絹川に来た時、馬の尾に何かが食いついているのに気付くと、それは残してきたはずの仏像だった現在は六角堂を模したお堂に安置されている(創建伝説)故... 2025.05.23広島廿日市
広島廿日市龍石(広島県広島市安佐南区) たついし安芸の武田義信(武家)は家臣の菩提を弔うための大寺院建立の土地を求めていたある時、2羽の鶴が巨石に舞い降りて来るのを見て、この地に寺院を建立した(創建伝説)龍石の名は、長さ8mの巨石の姿が龍に似ていることから付けられた(名石)『日本... 2025.05.23広島廿日市
中越管領塚(新潟県十日町市) かんれいづか越後守護の上杉房能(武家)が、守護代の長尾為景(戦国武将)に追われて自刃した地に建つ碑房能は朝靄の中、河原の石を敵軍勢と見誤って自刃したとされる(戦乱)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.30新潟県十日町市 松之山天水... 2025.03.31中越
大分別府虎御前の碑(大分県別府市) とらごぜんのひ実相寺山の頂にある碑領主の大友能直(武家)を頼って虎御前が訪れたとされる亡くなった後に実相寺に葬られ、石碑が建てられた『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.21大分県別府市 実相寺 2025.03.14大分別府