村山天人清水(山形県尾花沢市) てんにんすず延沢満重が子授け祈願の帰り、池で水浴びをしている天女(天人)を見つけ、羽衣を隠して天に帰れなくして妻とした子ができて7年目、夫の留守中に長櫃から羽衣を見つけた天女は、天に戻っていった(羽衣伝説)天女は、かつて水浴びしていた池のあ... 2025.02.17村山
村山大倉溜池(山形県村山市) おおくらためいけすぐに土手が崩れる溜池のため、おくらという美女が池の主にお仕えすると言って人柱となった夜になると池の底から機織の音が聞こえ、女の泣き声がするので、三月(見付)館の丘の上に霊を祀った(声の怪)おくらの名前から大倉溜池と呼ばれる... 2025.02.17村山
村山大日寺跡 清浄池の蛙鳴かず(山形県西川町) だいにちじあと せいじょういけのかわずなかず大日寺跡の中にある池の跡神聖な池であるため、夏でもここの蛙は鳴かないとされる(大井沢の七不思議)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.52山形県西川町 大井沢 2025.02.17村山
村山住吉神社(山形県山形市) すみよしじんじゃ炭焼き藤太(長者)の住んでいた里にあり、夫婦の霊を祀る(炭焼き長者)奥宮には、豊丸姫(藤太の妻)と共に、子供の金売り吉次兄弟も祀られている神社の近くには、藤太が金の選別をおこなった黄金池の跡がある『日本の伝説4 出羽の伝説』... 2025.02.15村山
村山鴻ノ池(山形県山形市) こうのいけ炭焼き藤太(長者)が、妻から預かった黄金を鳥を捕るため投げ放った池とされる(炭焼き長者)この池は黄金(宝物)が沈んでいるため、水が涸れないとされる『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.35山形県山形市 六日町 2025.02.15村山
南信真菰ヶ池跡(長野県伊那市) まこもがいけあと真菰ヶ池の近くに住んでいた武田の落ち武者が、池で雄のおしどりを射たが、引き寄せると首がなかった1年後、真菰ヶ池で雌のおしどりを射たが、その羽の下にはつがいの雄の首があった夫婦の情愛を知った武士は出家して、池のほとりに寺を建て... 2025.01.29南信
南信姿見の池(長野県阿智村) すがたみのいけ炭焼きの吉次(長者)の許へ嫁いだ姫君が化粧のために使っていた池(炭焼き長者)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.113長野県阿智村 智里園原 2025.01.28南信
南信田中八幡社 恨みの池(長野県飯田市) たなかはちまんしゃ うらみのいけ田中八幡社の境内にある池鎌倉権五郎がこの地に滞在し、この池の水で目を洗ったところ平癒したこのため池の井守は片目になったとされる(片目の魚)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.109長野県飯田市 上郷飯... 2025.01.28南信
南信大池(長野県大鹿村) おおいけ鹿塩七不思議の1つとされる池紙に書いて頼むと膳や椀を貸してくれるとされた(椀貸伝説)庄屋(長者)が借りた時、壊れた椀を返さなかったが、いつまでも池に浮かんでいたので持ち帰ったところ、池の水が溢れて田畑を流し、家は没落した(長者の没落... 2025.01.28南信
北信かまど池(長野県長野市) かまどいけ戸隠神社中社にあった宿坊・能海坊の裏にある池(現在非公開)皿や膳が足りない時、紙に必要な数を書いて池に沈めると、翌朝に必要分が池のそばに置かれた(椀貸伝説)ある時、皿を割って返さない者が出たため、二度と願いを聞き届けてくれなくなっ... 2025.01.26北信