石見黒木神社(島根県江津市) くろきじんじゃ旱魃の際に堰を壊して水を敬川に流した川上鶴女(女傑)を祀る鶴女は2度堰を壊して河川の水を流したが、逃げる途中で殺されてしまった(騒動)敬川の村人は首級を取り返し、殺された森に鶴女を祀った(黒川神社旧跡地:創建伝説)『日本の伝説... 2025.09.10石見
出雲鬼の舌震(島根県奥出雲町) おにのしたぶるいこの地に住まう玉日女命(その他の神々)に懸想した鰐(鮫)が斐伊川(河川)を遡ってきたそれを嫌った命は巨岩を投げて、鰐が川を遡れないようにした(地形の由来)鰐が驚いて舌を巻いた、鰐が命を慕った(したぶる)など、地名の由来がさま... 2025.09.04出雲
北薩戸田観音 ガラッパ像(鹿児島県薩摩川内市) とだかんのん がらっぱぞう長禄3年(1459年)、渋谷徳重(武家)の姫が舟遊びをしている最中、樋脇川(河川)に落ちて水死した河童の仕業と考えた徳重は、供養のために建立した観音像の足元に河童(ガラッパ)の像を置いて懲らしめたさらに川近くに「水... 2025.08.27北薩
北薩長崎堤防(鹿児島県薩摩川内市) ながさきていぼうたびたび起こる川内川(河川)の氾濫を治めるため、藩は小野仙右衛門(藩士)を奉行として堤防を造らせた失敗を繰り返したため、堤防を築く位置を示す代わりに横はぎの着物を着た者を人柱を立てることを約束した長縄を流して場所を決めた後、... 2025.08.26北薩
峡南鳥塚(山梨県市川三郷町) とりづか芦川(河川)に堤防を設けて流れを変えたが、たびたび水害に遭っていた人柱に代わって、生きたままのつがいの鶏を埋めて祠を建てたところ、水害が起こらなくなった『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.108山梨県市川三郷町 市川大門 2025.08.12峡南
峡南蹴裂明神(山梨県富士川町) けさきみょうじん山の一部を蹴り破り、湖水の水を抜いて甲府盆地を造った神を祀る(蹴裂伝説:地形の由来)富士川(河川)の氾濫や、道路拡張工事のため、現在は石碑のみ残る『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.96山梨県富士川町 鰍沢 2025.08.11峡南
峡南禹之瀬(山梨県富士川町) うのせかつて甲府盆地が湖水であったのを、水を抜いて陸地を造った(蹴裂伝説:地形の由来)湖水を富士川(河川)に流した、川幅が最も狭くなった地点開拓したのは蹴裂明神とも行基ともされる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.95山梨県富士川... 2025.08.11峡南
峡北峡中信玄堤(山梨県甲斐市) しんげんづつみ龍王川除場(りゅうおうがわかわよけ)と呼ばれる堤防施設武田信玄が治水のために釜無川(河川)に約20年掛けて設けた『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.59山梨県甲斐市 竜王 2025.08.08峡北峡中
峡東長慶寺 笛吹権三郎の墓(山梨県笛吹市) ちょうけいじ ふえふきごんざぶろうのはか権三郎という若者は笛(楽器)の名人で、母と共に暮らしていた洪水(水害)が起こり母だけが流されると、権三郎は行方を尋ねて川沿いを彷徨ううちに溺死した権三郎が死んだ河川は後に笛吹川と呼ばれるようになった(... 2025.08.05峡東
郡内的様(山梨県道志村) まとさま室久保川(河川)の川床にある、的のような模様のついた花崗岩(奇岩怪石)富士の巻き狩りの折、源頼朝がこれを的にして矢を射たとされる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.26山梨県道志村 池之原 2025.08.04郡内