行田春日部毛長神社(埼玉県草加市) けながじんじゃ御神体は女性の長い毛髪であったが、不浄のものであるとして流し捨てたとされる御神体の髪の毛は素戔嗚尊の妹姫のものであるともされる御神体の髪の毛は近くに住んでいた長者の娘のもので、長さは33尋(約6m)あるとされる娘は川向こうの家... 2025.10.17行田春日部
さいたま川口天沼大日堂(埼玉県さいたま市大宮区) あまぬまだいにちどう見沼干拓の準備をするため大日堂に止宿していた井沢為永(幕臣)の許へ、ある夜女が訪ねてきた女は見沼の龍神で、干拓工事を遅らせて欲しいと願い出たが、為永は無視したその後為永は病となり、ある夜家来が見回ると、女が為永の全身を舐... 2025.10.17さいたま川口
さいたま川口別所沼(埼玉県さいたま市南区) べっしょぬま沼の底に大蛇が棲んでおり、旱魃の際には大蛇を怒らせて雨乞いをする萱で作った大蛇を携えて若者が沼に入って暴れた直後、祈雨の祈祷をすると雨が降るとされる『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.17埼玉県さいたま市南区 別所 2025.10.17さいたま川口
東毛権現沼(群馬県板倉町) ごんげんぬま椀貸伝説があり、“膳棚の沼”とも呼ばれる沼の主は権現様と呼ばれ、正体は白蛇とされる沼は龍宮に通じており、そこにいる亀が前腕を運んでいたが、ある者が蓋を返さなかったため亀は現れなくなった『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p... 2025.10.03東毛
北毛大峰沼(群馬県みなかみ町) おおみねぬまある長者が、田畑の水利に大峰沼の水を引いてくれる者に娘をやろうと告げると、ある若者が名乗り出た長者は魔性と疑い、娘の笄(装身具)を渡して、これを使って一晩で掘り抜くよう命じた若者が夜明け前に掘り抜きそうになったため、長者は鶏の足... 2025.09.26北毛
北毛三峰沼(群馬県みなかみ町) みつみねぬま利根郡司・波多野経家(地方豪族)の娘の妙姫(姫君)が、夜な夜な通ってくる者のために病床に就いていた(異類婚姻譚)この地を立ち寄った緒方三郎惟栄(源平の武将)がそれを聞き、郡司の家に来たあやかしを斬った(化け物退治)翌朝血痕をたど... 2025.09.26北毛
中毛毒島城跡(群馬県伊勢崎市) ぶすじまじょうあと沼の中央にある浮島に城があり、沼の主である大蛇が敵の攻撃に合わせて移動させた敵はあたりに生えるトリカブト(毒草)を沼に投げ込んで大蛇を殺した大蛇の死後も沼の水は毒を持ち、その水を飲む鳥獣は死んだ『日本の伝説27 上州の伝説... 2025.09.25中毛
中毛小沼(群馬県前橋市) この麓の村に住む赤堀道元という長者に、16歳になる一人娘があったある時娘が赤城山に登りたいと言ったため従者をつけたが、小沼で休んでいる時に入水してしまった娘は蛇体となって(変身譚)小沼の主となったが、それ以降16歳の娘が赤城山に登ることは禁... 2025.09.23中毛
中毛大沼(群馬県前橋市) おおぬま高野辺家成という公家が無実の罪で上野国に流され、そこで3人の娘と1人の息子をもうけたその後、継母と3人の娘が一緒に暮らしたが、継母は弟と謀って一番上の淵名姫を殺した(継子殺し)次姉の赤城姫は赤城山に逃れ、大沼の龍神に助けられた後、跡... 2025.09.23中毛
東毛安勝寺 光明真言金亀宝篋印塔(群馬県板倉町) あんしょうじ こんこうしんごんきんきほうきょういんとう漁夫が沼に光るもの(怪光)を見つけ、引き上げると石の亀(石像)であった宝暦7年(1757年)の洪水の時に、再び石亀が光り輝き動き出したため(動く絵や像)、宝篋印塔を上に乗せ動かなくした『... 2025.09.23東毛