北毛

愛宕山(群馬県川場村)

あたごやま昔ここに住んでいた巨大な鬼(巨人)が武尊山からやって来て、途中で金棒(武具)で地面を突いたところ、金棒に付いた土が落ちて出来た山『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.59群馬県川場村 谷地
石見

高島・鹿島・大島(島根県益田市/浜田市)

たかしま・かしま・おおしま素戔嗚尊の家来で、大山祇命と名乗る巨人が、左足・右足・爪先の泥をそれぞれ跳ね上げて出来た島とされる『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.100島根県益田市 土田町(高島)島根県浜田市 三隅町西河内(鹿...
河内

泥掛け地蔵(大阪府太子町)

どろかけじぞう子供の病気が治らないため、蓮池のほとりにある地蔵に祈願した元は池の中にいたのが長く地上にいるので、せめて池の泥をかけて欲しいと地蔵が頼んだ泥をかけて帰宅すると、子供が快癒しており、それ以降願掛けに泥をかける(特有の願掛け)『日...
西三河

泥打観音(愛知県豊田市)

どろぶちかんのん泥田の中に埋まっていた観音像(石仏)で、泥にまみれていることを好むとされる泥をぶつけて祈願すると願いが叶う(特有の願掛け)ある旅人が泥を洗い流したところ、急に身体が痛んで死んでしまった(禁を犯す)『日本の伝説7 愛知の伝説』...
先島諸島

ンマリガー(沖縄県宮古島市)

んまりがー宮古島の祭礼であるパーントゥ(来訪神)で、神が出現する場所とされる この湧水にたまった泥が、厄除けとして人々に塗りたくられるものであるンマリガーは“産まれ井”のこと『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.102沖縄県宮古島市 ...