洞穴

先島諸島

犬川(沖縄県宮古島市)

いんがー目黒盛豊見親(琉球の名族)は最大の敵である与那覇原を撃退しで、宮古島を初めて統一したこの戦乱で、目黒盛が飼っていた犬が、7年ぶりに湧水のある洞穴から出てきて暴れ回ってとされる『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.100沖縄県宮...
先島諸島

尻間御嶽(沖縄県宮古島市)

ししまうたき「こいとの」という者が神仏に祈って、一人娘の「まんなふ」が生まれた「まんなふ」が7歳のときに母が死に、継母は「まんなふ」を憎んで殺そうとした(継子殺し)ある時継母は「まんなふ」を洞穴に突き落としたが、カズラに掴まって生き延びた洞...
国頭

籠屋洞窟(沖縄県伊平屋村)

くまやどうくつ天照大神が隠れた天の岩戸といわれている(日本最南端)洞穴のある伊平屋島を「海宮」とみなし、神武天皇の生まれた地であるとの説『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.87沖縄県伊平屋村 田名
中頭

普天間宮(沖縄県宜野湾市)

ふてんまぐう琉球八社の1つ首里桃原に出現した女神が境内の洞穴に籠もったとされる(創建伝説)洞穴から仙人(異人)が現れ「我は熊野権現なり」と示されたとも『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.63沖縄県宜野湾市 普天間
中頭

牧港テラブのガマ(沖縄県浦添市)

まきみなとてらぶのがま琉球に漂着した源為朝は、大里按司の妹との間に一子(後の舜天王:琉球の名族)をもうけた(生誕伝説)為朝は再度本土を目指すが、妻子を連れて行くことが出来ず、妻子はこのガマ(洞穴)で待ったとされる牧港の名は、為朝の帰りを妻子...
島尻

白銀堂(沖縄県糸満市)

はくぎんどうある漁師(漁夫)が薩摩の侍(藩士)から大金を借りたが、返す目処が立たずに岩穴(洞穴)に逃げ隠れた侍が斬ろうとした時、漁師は「怒ったら手を出すな、手を出すなら怒るな」と言って侍の怒りを抑えた一旦帰国した侍は、自宅で妻が誰かと寝てい...
島尻

浜川御嶽(沖縄県南城市)

はまがわうたきヤハラヅカサに上陸した開闢神アマミキヨ(琉球の神)が仮住まいしたとされる湧水と洞穴現在は御嶽として祀られている『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.42沖縄県南城市 玉城百名
島尻

普天間権現発祥地(沖縄県那覇市)

ふてんまごんげんはっしょうち人目を忍んで暮らしていた女があったが、妹の夫に姿を見られたため、そのまま洞窟(洞穴)に逃げ隠れた姉の姿は洞窟内にもなかったので、神の化身とされ、社が建てられた(創建伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p...
洛外

▲鬼ヶ洞(京都市左京区)

おにがほら比叡山を追われた酒呑童子が大江山に移る前に一時棲み着いた洞穴『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.77京都市左京区 八瀬