安房

増間島(千葉県南房総市)

ますまじま大房岬にある小島約10km程内陸にある増間村から大水の時に川を下って流れていった中洲とされる(地形の由来)毎年正月には、増間村の人が島を訪れて注連縄を張っていた増間村は平家の落人(または大坂の陣の落人)が開いた村とされ、半島上陸の...
中越

広大寺(新潟県十日町市)

こうだいじ信濃川にできた中洲の耕作権を巡って、広大寺と縮問屋の最上屋が対立した最上屋は白岩和尚(僧侶)を貶める卑猥な詞の歌を流行らせ、それが数多くの民謡(音曲)の原型となる「新保広大寺」となった最終的に広大寺側が敗訴し、白岩和尚は怨みを含ん...
西讃

園の州(香川県丸亀市)

そののす福田浦の沖合にある、干潮時に出現する中洲代官の福田権守の年貢の取り立てが厳しいため、暗殺しようと、沖の中洲で宴会をおこなった酔った代官を残して村人は逃げ、権守だけが溺死した代官の娘であるお園は対岸から中州を見るだけで父を助けられず、...
丹後

天橋立(京都府宮津市)

あまのはしだて日本三景の一つで、宮津湾内に延びる砂州(洲)伊弉諾神が天に昇る梯を造っていたが、寝ている内にそれが倒れたものとされる(地形の由来)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.118京都府宮津市