浦島太郎

中毛

龍神宮(群馬県伊勢崎市)

りゅうじんぐう広瀬川(河川)の底に龍宮に繋がる場所があるとされ、浦島太郎と同様の伝説が残る阿感坊という者が淵に鉈を落としたため潜っていくと、底に御殿があり乙姫がそこにいた3日間だけ鉈(刃物)を貸して欲しいと頼まれ、3日後に戻ると3年の月日が...
南薩

龍宮神社(鹿児島県指宿市)

りゅうぐうじんじゃ龍宮伝説発祥の地である長崎鼻にあり、浦島太郎が乙姫(豊玉姫)と出会った場所とされる縁結びの御利益で有名神社周辺に産卵に来るウミガメは浦島太郎を乗せた亀の子孫とされる『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.98鹿児島...
大阪

帝塚山古墳(大阪府大阪市住吉区)

てづかやまこふん大帝塚と小帝塚の2つからなる古墳大帝塚は大伴金村(豪族)の墓とされ、小帝塚は夫人あるいは子のものとされる一説では、浦島太郎の墳墓であるとも伝わる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.34大阪府大阪市住吉区 帝塚山西
大阪

住吉大社(大阪府大阪市住吉区)

すみよしたいしゃ摂津国一之宮で、神功皇后が三韓征伐を後に託宣を受けてこの地に神を祀ったことが始まりとされる(創建伝説)『万葉集』では、浦島太郎は住之江の出身の人物であるとされる『御伽草子』の一寸法師(伝承の男性)は、住吉大社に祈願して授かっ...
加賀

石の木塚(石川県白山市)

いしのきづか酒屋の浦島太郎は、毎夜酒を買いに来る娘に誘われて龍宮へ行き、乙姫と契りを交わした望郷の念に駆られた浦島は故郷に戻ったが知る者もなく、すぐに朽ち果ててしまった龍宮から浦島の5人の娘がこの地を訪れ、父の死を知って嘆き悲しみ、そのまま...
備後

浦島神社(広島県尾道市)

うらしまじんじゃ島子という者が花小松を運ぶ仕事をし、龍神への手向けに一枝を海に投げていたある時島子は大鰐(鮫)に龍宮城へ連れていかれ、そこで龍神の娘と結婚した数年後島子は玉手箱をもらい里へ戻ったが、知る人はなく、そばの岩に寄りかかり玉手箱を...
中信

寝覚の床(長野県上松町)

ねざめのとこ木曽川の川岸(岸水辺)にある景勝地龍宮から戻った浦島太郎が諸国を巡ってこの地に定住、その後玉手箱を開けて老人となっていなくなった人身御供を要求する化け物が棲み着いていたが、村人総出で引き揚げたところ、主は巨大な山椒魚であった(化...
島尻

穏作根御嶽(沖縄県南風原町)

うさんうたき浜で添え髪(入れ髪)を拾った若者(浦島太郎)は、落とし主の女性に誘われて龍宮へ行ったしばらくして村に帰りたくなった若者は、紙包みをもらい、桑の木の杖を持って戻ってきた地上の世界は既に33代を経ていて、知り合いも全くいなかった絶望...
丹後

浦島屋敷(京都府京丹後市)

うらしまやしき銚子山古墳のそばにある浦嶋子(浦島太郎)の屋敷跡とされる更地がある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.131日本伝承大鑑 京都府京丹後市 網野町網野
丹後

浦嶋児神社(京都府京丹後市)

うらしまこじんじゃ浦嶋子(浦島太郎)を祀る浦嶋子の亀を供養した塚(霊亀塚)の上に建つ『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.131日本伝承大鑑 京都府京丹後市 網野町浅茂川