北毛川場温泉(群馬県川場村) かわばおんせん空海が巡錫中に立ち寄り、老婆に水を所望したところ、遠方へわざわざ水を汲みに行った水に不便していることを知った空海が杖で地面を突くと、温泉(湧水)が出てきた『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.58群馬県川場村 川場湯原 2025.09.26北毛
中毛赤城温泉(群馬県前橋市) あかぎおんせん10代崇神天皇の皇子・豊城入彦命(親王)が上野国へ東征した時、この温泉を発見し傷を癒やしたとされるかつては“湯之澤温泉”と呼ばれていたが、戦後赤城温泉と名称を変更した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.38群馬県前橋... 2025.09.23中毛
東毛忍山温泉跡(群馬県桐生市) おしやまおんせんあと桐生氏と由良氏が戦った時、不具の馬を殺して桐生城主(戦国大名)の愛用していた温泉に投げ込んだこの不浄のため温泉が冷泉に変わってしまった昭和時代まで温泉宿があったが、現在は廃墟となっている『日本の伝説27 上州の伝説』(角... 2025.09.22東毛
出雲八上姫神社(島根県出雲市) やがみひめじんじゃ大国主命を慕って因幡から来た八上比売(記紀神話の神)が歩き疲れたため、途中で休憩を取ったそばにあった温泉で湯浴みをして疲れを取り、さらに一層美しい顔立ちとなった社は湯の川温泉の旅館・湯元湯の川(店舗)敷地内にあり、日本三美... 2025.09.04出雲
峡南下部温泉(山梨県身延町) しもべおんせん景行天皇の御代、甲斐の国造(豪族)であった塩海足尼が国内を巡視していた際に発見した温泉自らの名から塩部という名としたのが由来となる(地名の由来)武田信玄の隠し湯とされる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.116山梨県... 2025.08.12峡南
峡南奈良王神社(山梨県早川町) ならおうじんじゃ夢告によって孝謙天皇が下向し、温泉で体調を治したその後7年間この地に行宮を設け滞在したことから奈良田の名が付いた(地名の由来)行宮跡に建てられた神社が奈良田神社で、奈良田七不思議の御符水と二羽烏が残っている『日本の伝説10 ... 2025.08.12峡南
峡南西山温泉(山梨県早川町) にしやまおんせん藤原鎌足の長男である藤原真人(定慧:藤原氏)が狩猟の際に発見した温泉温泉宿(店舗)の慶雲館は、世界一古いホテル・宿として平成23年(2011年)にギネス認定された『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.104山梨県早川... 2025.08.12峡南
峡北峡中湯村温泉 鬼の湯(山梨県甲府市) ゆむらおんせん おにのゆ旗本(幕臣)の多田三八が湯村へ湯治に行く途中で天狗に襲われたが、逆にその羽を斬った温泉に入っていると、背中に大怪我をした法師が現れ、多田三八と戯れて出来た傷だと話している三八は刀を抜いて名乗りを上げると、法師は飛び上... 2025.08.05峡北峡中
峡北峡中湯村温泉 鷲の湯跡(山梨県甲府市) ゆむらおんせん わしのゆあと1羽の鷲が日に何度も草むらに降り立つ場所に湯気が立っているのを見つけて、掘り当てた温泉長年公衆浴場であったが、現在は閉場『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.43山梨県甲府市 湯村 2025.08.05峡北峡中
佐渡平根崎波蝕甌穴群(新潟県佐渡市) ひらねざきはしょくおうけつぐん頭領が病となったため、猿たちが平根沖の海中温泉の湯を汲もうとしたしかし泳げないため、浜の岩に座り込んで眺めているだけで、そのうち尻の部分が削れて甌穴となった(地形の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)... 2025.07.30佐渡