温泉

和泉

馬子塚古墳(大阪府岸和田市)

まごづかこふん摩湯山古墳の陪塚かつてこの地に温泉があったが、通りがかった馬子が馬蹄を洗って汚したため(不浄)、怒って摂津有馬へ飛んでいった『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.51大阪府岸和田市 摩湯町
加賀

長谷部神社(石川県加賀市)

はせべじんじゃ能登の地頭であった長谷部信連(源平の武将)が、白鷺が足の傷を癒やしているのを見て山中温泉を再興したその時、行基が彫った薬師如来(仏像)が流れ着いたため、それを寺に祀った『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.70石...
加賀

山代温泉 総湯(石川県加賀市)

やましろおんせん そうゆ白山へ行く途中の行基が、烏が羽の傷を癒やしているのを見て発見した温泉烏は八咫烏であったとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.69石川県加賀市 山代温泉
加賀

大王寺(石川県小松市)

だいおうじ白山権現の霊夢(夢告)を受けて泰澄が発見したのが粟津温泉であり、その際に刻んだ薬師如来(仏像)を安置する『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.63石川県小松市 粟津町
加賀

蟹淵(石川県能美市)

がんぶち下流の村の者が淵に雨乞いに来て、さらに鍬で水戸口を開いたところ、大蟹が襲ってきた村人の一人が鍬で蟹の足に傷を負わせ、蟹は「上流の村さえなければ、下流の村を押し流したのに」と言って消えたその後、村の者が温泉に湯治に行き、足に傷を持つ侍...
加賀

中宮温泉(石川県白山市)

ちゅうぐうおんせん泰澄が白鳩が傷を癒やすのを見て発見した温泉とされる天正年間(1573~92年)に浴場が整備された『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.39石川県白山市 中宮
下越

鶴ヶ沼(新潟県阿賀町)

つるがぬま津川城主の療養のために温泉を運ぶ役目となった小姓の蔦丸は、母のために湯を汲みに来るお鶴と恋仲になった身分違いの恋のため蔦丸は城内の石牢に閉じ込められ、お鶴はひと目会おうと断崖をよじ登ったお鶴は断崖から落ちて死に、その声を聞いた蔦丸...
中越

瀬戸口温泉(新潟県十日町市)

せとぐちおんせん一夜の宿のお礼として、空海が大石の下から湯を出した湧いた湯に寝たきりの妻を入れると快癒したため、「弘法の授け湯」と呼ばれる温泉となった『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.52新潟県十日町市 西田尻
中越

松之山温泉(新潟県十日町市)

まつのやまおんせん傷ついた一羽の鷹が毎日同じ場所に降り立つのを見た木樵(杣人)が発見した温泉別名を「霊鷹の湯」とも呼ぶ『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.30新潟県十日町市 松之山湯本
日田竹田

ガニ湯(大分県竹田市)

がにゆ長湯温泉の河川沿いにある混浴露天風呂湯浴みする娘に一目惚れした、川の主の蟹は人間になりたいと願ったそれを聞いた寺の僧侶が、寺の鐘の音を100回聞けば、功徳で人間になれると諭した鐘を撞く僧侶も、湯浴みする娘を見て一目惚れ、蟹に代わって我...