湧水

島尻

直禄井泉(沖縄県那覇市)

しぐるくがー天女(天人)が井泉(湧水)で水浴びをしているのを見かけた男(銘苅子)が羽衣を隠して、帰れなくなった天女を妻とした天女は2人の子をなしたが、ある時、この歌う唄から羽衣の隠し場所を知り、天に帰った(羽衣伝説)残された子は王府に召され...
洛外

義経息つぎ水(京都市左京区)

よしつねいきつぎみず鞍馬山で天狗と剣術の稽古していた牛若丸(源義経)が、奥の院へ行く途中で喉を潤した湧水『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.80京都市左京区 鞍馬本町
洛中

水薬師寺(京都市下京区)

みずやくしじ平清盛が高熱で倒れた時、その身体を冷やしたとされる湧水があったとされる日に2回の干満(潮汐)があり、塩気を含んでいたため、若狭の海水が奈良二月堂へ流れる通り道にあると考えられた水薬師寺前の通りは、そのため「塩小路通」と呼ばれる(...
洛中

三十三間堂 夜泣泉・夜泣き地蔵(京都市東山区)

さんじゅうさんげんどう よなきせん・よなきじぞう三十三間堂の境内にある幼い時の二条天皇の夜泣きを封じたとされる湧水現在は地蔵に願を掛けることで夜泣きを防ぐ(子育の俗信)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.31京都市東山区 三十三間堂...