湧水

川越飯能

鎌形八幡神社 木曽義仲産湯の清水(埼玉県嵐山町)

かまがたはちまんじんじゃ きそよしなかうぶゆのしみず近くに木曽義賢(源氏)が館を構えたことから、木曽義仲の生誕地とされる鎌形八幡にある湧水は、義仲の産湯に使われた清水の1つとされる『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.86埼玉県嵐山...
川越飯能

妙典寺 子安池(埼玉県和光市)

みょうてんじ こやすいけ日蓮が佐渡へ流罪となる途上、領主(地方豪族)の隅田時光の妻が難産であるため祈祷を依頼された懐中から取り出した楊枝で地面を掘ると水が湧き出て、それを飲ませると安産となって子が生まれたその後楊枝は根付いて成長して柳の木と...
川越飯能

弘法の三ツ井戸(埼玉県所沢市)

こうぼうのみっついどある旅の僧が水を所望したところ、娘が長い時間を掛けて汲んできたので、お礼に3つの地点を示して立ち去った3つの地点を掘ると水が出たため井戸にし(湧水)、旅の僧は空海であるとされた『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p...
西毛

駒寄井戸(群馬県富岡市)

こまよせいど空海が乗った馬が足で掻い出して掘った湧き出てきた井戸名馬の磨墨は源頼朝が所有したが、後年故郷へ逃げ帰る途中でこの井戸の水(湧水)を飲んだ(名馬伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.127群馬県富岡市 一ノ宮
西毛

榛名湖(群馬県高崎市)

はるなこ吾妻町善導寺2世円光上人(名僧)の母親(木部夫人)は、怨敵に追われる途中に寺に寄り、その足で榛名湖に入水した榛名湖に大蛇が棲み着いたと聞いた上人は母の化身と悟り、位牌を湖に流したその位牌は箱島の湧水から流れ出てきたとされる木部城主の...
中毛

雙林寺 龍神水(群馬県渋川市)

そうりんじ りゅうじんすい雙林寺七不思議の1つ開山の月江禅師(名僧)の徳を慕った龍が湧き出させた湧水寺に在籍する者の人数に応じて水の出る量が増減した“蛇頭水”とも呼ばれる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.91日本伝承大鑑:群馬県...
北毛

清浄法水(群馬県嬬恋村)

せいじょうほうすい?空海が杖を突いたところ湧き出た湧水で、“思い川湧水”とも呼ばれる浅間へ巻き狩りに来た源頼朝がこの湧水を愛飲し、病気の時は鎌倉まで運ばせて飲んだ『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.83群馬県嬬恋村 三原
北毛

箱島湧水(群馬県東吾妻町)

はこしまゆうすい杉の大木の根元から湧き出る湧水原町の善導寺二世・円光上人(名僧)の母は榛名湖に入水して大蛇に化身し(変身譚)、上人が位牌を湖に流したこの位牌が湧水から出てきたため、そばにある箱島不動尊に納められている『日本の伝説27 上州の...
北毛

金善の井(群馬県東吾妻町)

かねよしのい?延暦年間(782~806年)に早良親王の謀反に加わった罪で都を追われた小野朝臣金善(廷臣)はこの地に住んだ金善はこの湧水を“天下無二の水”として愛飲した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.74群馬県東吾妻町 箱島
北毛

川場温泉(群馬県川場村)

かわばおんせん空海が巡錫中に立ち寄り、老婆に水を所望したところ、遠方へわざわざ水を汲みに行った水に不便していることを知った空海が杖で地面を突くと、温泉(湧水)が出てきた『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.58群馬県川場村 川場湯原