中信義仲硯水(長野県木祖村) よしなかすずりみず北国へ出陣する木曽義仲が、鳥居峠で願文をしたためた際に使った湧水『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.67長野県木祖村 薮原 2025.01.27中信
先島諸島ンマリガー(沖縄県宮古島市) んまりがー宮古島の祭礼であるパーントゥ(来訪神)で、神が出現する場所とされる この湧水にたまった泥が、厄除けとして人々に塗りたくられるものであるンマリガーは“産まれ井”のこと『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.102沖縄県宮古島市 ... 2025.01.16先島諸島
先島諸島犬川(沖縄県宮古島市) いんがー目黒盛豊見親(琉球の名族)は最大の敵である与那覇原を撃退しで、宮古島を初めて統一したこの戦乱で、目黒盛が飼っていた犬が、7年ぶりに湧水のある洞穴から出てきて暴れ回ってとされる『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.100沖縄県宮... 2025.01.16先島諸島
国頭許田の手水(沖縄県名護市) きょだのてみず首里から来た侍(殿様)が水を求めて湧水を訪ね、そこにいた娘に手ずから水を飲ませてもらった侍は娘のことが忘れられず、ついに首里に呼んで妻とした(恋の伝説:玉の輿)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.73沖縄県名護市 許田 2025.01.14国頭
中頭森の川(沖縄県宜野湾市) むいぬかー奥間大親が天女(天人)が湧水で沐浴しているのを見つけ、松の木に掛かっていた羽衣を隠して、妻とした(羽衣伝説)その後天女は昇天したが、残された男児は後に察度王(琉球の名族)となった(生誕伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)... 2025.01.13中頭
中頭烏帽子井(沖縄県西原町) ゆぶしがー天女(天人)が沐浴しているところを見つけた男が羽衣を隠したため、天女はやむなく男の妻となる子供が生まれたが、ある時子守唄から羽衣のありかを見つけ、それを身につけると子供を抱えて天に昇ったこの湧水を保護するため、茅で烏帽子のような蓋... 2025.01.13中頭
島尻嘉手志川(沖縄県糸満市) かでしがー尚巴志が按司の頃、自分の持っていた金屏風(家具調度)と交換して他の按司から手に入れたとされる大干魃の時に、山奥から濡れた犬が出てきて発見されたとされる湧水『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.49沖縄県糸満市 大里 2025.01.09島尻
島尻真嘉戸井(沖縄県八重瀬町) まかとぅがー2ヶ月続きの祭礼のために2度も神酒を造ることになった主婦が、水汲みに疲れて泣いていたそこに翁(神)が現れ、2度の祭を1回だけにし、湧水を与えて幸福に暮らせるよう配慮したという(神仏の加護)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)... 2025.01.09島尻
島尻浜川御嶽(沖縄県南城市) はまがわうたきヤハラヅカサに上陸した開闢神アマミキヨ(琉球の神)が仮住まいしたとされる湧水と洞穴現在は御嶽として祀られている『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.42沖縄県南城市 玉城百名 2025.01.09島尻
島尻御宿井(沖縄県南風原町) うすくがーある男が天女(天人)が井泉(湧水)で水浴びをしているところを見つけ、その羽衣を隠した天女は男の妻となり、一男一女をもうけ、地域のノロとして生涯を終えた(羽衣伝説)屋敷跡はデーコク(大国)と呼ばれる拝所となって、直系子孫が管理してい... 2025.01.06島尻