源頼朝

安房

仁右衛門島(千葉県鴨川市)

にえもんじま代々平野仁右衛門が所有し居住する島安房にあった源頼朝が長狭六郎の襲撃を受け、一時的にこの島の洞穴に逃げ込んで難を逃れた若い頃の日蓮が島を訪れ、神楽岩で朝日を拝した『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.102千葉県鴨川市 太...
安房

源頼朝上陸地(千葉県鋸南町)

みなもとのよりともじょうりくち伊豆の石橋山の戦いで破れた後、海路を経て安房国へ向かった源頼朝が上陸した地上陸の際にサザエ(貝)の角で足を傷めた頼朝が叱責したため、この地のサザエは角が生えなくなった(変種の起源)『日本の伝説6 房総の伝説』(...
安房

日本寺 頼朝蘇鉄(千葉県鋸南町)

にほんじ よりともそてつ伊豆で敗れた源頼朝が安房へ渡って再起を図るべく、武運長久を祈って境内に植えた蘇鉄の木『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.85千葉県鋸南町 元名
外房

箭挿神社(千葉県山武市)

やさしじんじゃ源頼朝が100本の矢を使って九十九里浜の測量をした際、ちょうど真ん中にあたる49本目の矢を挿した地に社を建てた(創建伝説)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.73千葉県山武市 蓮沼
内房

高宕山 鉄釜(千葉県富津市)

たかごやま てつがま山頂にある鉄釜は、源頼朝がこの山で武運長久を祈願した時に煮炊きをした釜(鍋釜)と言われる釜の中にたまった水を、途中で休むことなく持ち帰って田に注ぐと雨が降るとされる(祈雨)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.69...
内房

畳ヶ池(千葉県木更津市)

たたみがいけ村の者が源頼朝一行を歓待するため、池の周りに畳(敷物)を敷いたことから名付けられた(地名の由来)頼朝が池の葦を折って箸にしたが口を切り、怒って池に捨てたため葦が生えなくなった『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.59千葉県...
内房

お茶の水(千葉県千葉市中央区)

おちゃのみず平良文(平氏)の子・忠頼が生まれた時に湧き出てきた湧水で、産湯の水に使った千葉常胤(源平の武将)が源頼朝を出迎え、この水で茶を点てて歓待した『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.11千葉県千葉市中央区 亥鼻
下越

青山御幣稲荷神社(新潟県新潟市西区)

あおやまごへいいなりじんじゃ“青山の五平狐”と呼ばれた老狐を祀る源頼朝が富士の裾野で巻狩をした時に追われた3匹の狐の1匹とされる人を化かすのが上手く、人に化けてさまざまな悪さを繰り返した『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.95新潟...
日田竹田

猪鹿狼寺(大分県竹田市)

いからじ源頼朝が巻狩の古式を教わるために、阿蘇大宮司の許へ仁田忠常(源平の武将)と梶原景季を派遣した2人は殺生禁断の地で巻狩の練習をしたため、頼朝が畜類供養のため寺名を変えた(名称の由来)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.52大...
北信

善光寺 駒返し橋(長野県長野市)

ぜんこうじ こまかえしばし善光寺を参拝した源頼朝が下馬しなかったところ、この橋で馬が転倒し足を折ったため、怖れてここで下馬した善光寺七橋の1つ『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.40長野県長野市 長野元善町