郡内

おなん淵(山梨県都留市)

おなんぶち富家(長者)の女中だったおなんは誤って大切な皿(食器)を割って叱られ、滝壺の下の淵に身を投げて死んだその後、必要な膳椀の数を書いて淵に流すと、その分の膳椀を貸し与えた(椀貸伝説)ある時借りた膳椀の半分しか返さなかったため二度と貸し...
佐渡

山居の池(新潟県佐渡市)

さんきょのいけこの池に棲む雄龍が、近くの寺に参拝に来たおせんという娘を見初め、人間に化けて近づいた2人は相思相愛となり、ある時男がその正体を告げたが、おせんは最早離れられず共に池に沈んだこの池の大蛇に雨乞いを祈願すると、雨を降らせる代わりに...
佐渡

十郎滝(新潟県佐渡市)

じゅうろうたき国分十郎季俊は母親の病を治すために、真冬の夜にこの滝に打たれて、病気平癒を祈願した母親の病が治ったことから十郎は褒美を貰い(孝子)、その名が滝についた(地名の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.43新潟県佐渡市 ...
北摂

箕面大滝(大阪府箕面市)

みのおおおたきある武士が滝壺の覗き込んだところ腰の刀(刀剣)を落としたため、不動明王に祈願して滝行をおこなった満願の日、刀は吹田の垂水に流れ着いているとのお告げを聞き、その通り見つけ出した『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.115大...
和泉

乳滝(大阪府和泉市)

ちちだきかつては“父滝”と書き、鬼の家族である父鬼の住処であったとされる近くにある父瀧不動尊では乳の出が良くなるよう祈願する女性があり、滝に鯉を放って祈願したとされる(授乳の俗信)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.70大阪府和泉市...
加賀

おっしょべ滝(石川県小松市)

おっしょべたき宿に奉公していたお末という女中が、向かいの宿に奉公する下男の竹松に恋をする思いあまったお末は木に登って竹松の部屋に忍び込もうとして落ちてしまう翌日には噂が流れ、竹松はお末を故郷に連れ帰って結婚した(恋の伝説)2人がこの地で逢瀬...
加賀

歌占滝(石川県白山市)

うたうらたき伊勢二見ヶ浦の神主が歌占いをしながら諸国を巡り、この滝のそばに滞在していた親を探している子供が里人に勧められここで歌占いをしたところ、それが神主の息子であった和歌によって対面を果たした親子の話(親子の情愛)は謡曲「歌占」として伝...
金沢

鹿島神社 鳴和滝(石川県金沢市)

かしまじんじゃ なるわたき奥州へ逃れる源義経一行が、この滝の水を法螺貝(楽器)に入れて飲んだとされる謡曲「安宅」では、この滝の上で関守の富樫介(地方豪族)と義経一行が宴を開いたとされるその時、弁慶が「鳴るは滝の水」と舞曲(音曲)を奏したこの...
金沢

小坂神社 鳴和滝(石川県金沢市)

こさかじんじゃ なるわたき奥州へ逃れる源義経一行が、この滝の水を法螺貝(楽器)に入れて飲んだ弁慶が「鳴るは滝の水」の舞曲(音曲)を奏した境内社の一つ、鳴滝社が“鳴和滝”の舞台であるとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p....
安芸

吾妻子の滝(広島県東広島市)

あづまこのたき源頼政が敗死し、安芸国へ逃げた愛妾の菖蒲御前は、一時期この滝に身を潜めたこの間に、頼政との間に出来た種若丸が亡くなり、遺体をこの地に埋めた後に観音堂に宝篋印塔を安置した(子女受難)滝の名は、我が子の死を悲しんだ菖蒲御前が詠んだ...