大分別府乙原の滝(大分県別府市) おとばるのたきこの滝に2匹の大蛇が棲み着き、里を荒らしていた領主の大友氏時(武家)は、鎌倉から下向してきた昌華祐和尚(名僧)に頼み、その法力で大蛇を退治した(化け物封印)役行者が法力で、赤と青の鬼を滝の上の大岩に封じ込めたともされる『日本の... 2025.03.14大分別府
大分別府鬼女ヶ淵滝(大分県別府市) きじょがふちたき別府の富豪の一人娘であるお清は醜い容貌(醜女)であったため嫁に行けず、それを苦にして滝壺に入水したそれ以来、男が淵に近づくと鬼女が現れるようになった『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.19大分県別府市 河内 2025.03.14大分別府
置賜おけさ堀(山形県長井市) おけさぼり寛文年間に勘三郎・おけさの夫婦が、を掘って水を引いたとされる勘三郎は山の上から、おけさが下から掘り進めたため、出合ったところに落差ができ「おけさ滝」と呼ばれた『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.18山形県長井市 草岡 2025.02.09置賜
北信善応寺の鐘(長野県山ノ内町) ぜんおうじのかね龍宮から香箱を運んでいる最中、澗満滝で箱を開けたところ、何かが飛び出して滝壺に沈んでいった善応寺に来て箱を開けると、山椒の実が3粒あったので、それを植えるとたくさんの実ができた善応寺の定紋(紋章)は、それにちなんで三粒の山椒... 2025.01.26北信
東信千古の滝(長野県上田市) せんこのたき滝壺に棲んでいた河童が馬を引きずり込もうとしたが、逆に引きずられて人間に捕まった頭の皿の水を失っていたが、柄杓を殴られた時に、柄杓に残っていた水を得て逃げ出したというあるいは詫びを入れて、頼めば調度品を貸してくれるようになったと... 2025.01.25東信
丹後布引の滝(京都府伊根町) ぬのびきのたき浦島太郎伝説のある滝浦嶋子が仙術の修行のために打たれたとされる浦嶋子が玉手箱を開けたところ、立ち上った煙が滝となったとの伝説『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.129京都府伊根町 字本庄上 2024.12.26丹後
洛外音無の滝(京都市左京区) おとなしのたき声明(経文を朗唱する声楽)の邪魔になると、聖応大師(良忍:名僧)が法力で滝の音を止めたとされる(音止伝説)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.78京都市左京区 大原勝林院町 2024.12.19洛外