能登南

邑知潟(石川県羽咋市)

おうちがた潟に大蛇が棲んでいたため、大己貴命(大国主命)と少彦名命が退治したかつては大蛇潟(おろちがた)と呼ばれていたともされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p,98石川県羽咋市 西潟町
能登南

白鬚神社(石川県羽咋市)

しらひげじんじゃ拝殿妻にある龍虎の彫り物(像)が夜な夜な抜け出して邑知潟で魚を獲るため、足に釘を打って動けないようにした(動く絵や像)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p,98石川県羽咋市 千路町
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福島潟(新潟県新潟市北区)

ふくしまがた真野長者の一人娘のお福は、僧に懸想したが断られたため、僧を追って抱きかかえたまま紫雲寺潟へ飛び込んだ(愛着執心)お福はそのまま蛇体となり(変身譚)、しばらくその紫雲寺潟に棲み着いた享保年間に潟が埋められて棲みにくくなったので、お...
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善照寺 鐘の道(新潟県阿賀野市)

ぜんしょうじ かねのみち善照寺の鐘が突然「福島潟へ行きたい」と言い出し、好きにせよと返すと、鐘楼から落ちて動き出した途中で鐘が休んでいると、洗濯していた娘がおしめ(肌着)を鐘の上にかぶせたが、鐘はそのまままた進み出した鐘は福島潟まで来ると、...
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弁天の松(新潟県新潟市中央区)

べんてんのまつ別名・舟繋松弥彦神社遙拝の地に植えられた松の木暴風雨になると、鳥屋野潟の漁師はこの木に船をつないで難を逃れた土手を造るため枝を払ったところ、伐った人夫が足を腐らせて死んだため、伐る者がいなくなった(祟る物)『日本の伝説41 越...