さいたま川口三学院 火消しの龍(埼玉県蕨市) さんがくいん ひけしのりゅう三学院で火事が起こった時、仁王門にあった龍の彫り物(像)の口から水が噴き出して消火した(建物を守る)その頃京都にいた前住職の運敬は「火事」の声を聞いて目を覚まし、水を汲んで消火を祈祷していた『日本の伝説18 埼玉... 2025.10.17さいたま川口
西毛興禅寺 白龍の井戸(群馬県高崎市) こうぜんじ はくりゅうのいど開山の際、泉から白龍が現れて「寺を興せ」と言って昇天した(創建伝説)高崎城内にあった時、棲み着いた龍が美女に化けて若侍をたぶらかしたが、念仏を唱えると美女は消えた現在地に移転後も井戸の底に龍は棲み続け、大火事の際... 2025.09.29西毛
北毛善導寺(群馬県東吾妻町) ぜんどうじ真田幸隆(戦国武将)が岩櫃城を攻めた時、善導寺の住職が水利の秘密を教えたため落城した(落城伝説)善導寺の本堂は怪火によって全焼し、その後5回に亘って火事に遭ったため落城の祟りであるとされた『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)... 2025.09.28北毛
石見吉松三霊社(島根県津和野町) よしまつさんれいしゃ紙漉き業で成功しながら延享2年(1745年)讒言によって処刑された、村役の吉松仁右衛門親子(義民:名士)3名を祀る吉松家を妬む庄屋に買収された代官によって無理難題を突き付けられ、抗議して捕らえられた藩主の助命命令が間に合... 2025.09.11石見
石見龍雲寺 蓮糸の袈裟(島根県浜田市) りゅううんじ れんしのけさ住職の夢に市杵島姫命(宗像三女神)が現れ、宮島が火事であることを告げた(夢告)住職は寺の者を起こして、寺紋入りの提灯を掲げて参道入口にある巨石に水をかけさせた後日厳島神社(一之宮)より使者が訪れ、火事の時のお礼とし... 2025.09.11石見
峡北峡中一蓮寺の龍(山梨県甲府市) いちれんじのりゅうかつて左甚五郎が彫った龍を正門に飾っていた寺で火事があった時、龍は半身が焼けてしまったが、本堂に火が移る前に水を吐き出して火を防いだ(建物を守る)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.42山梨県甲府市 太田町 2025.08.05峡北峡中
佐渡水替無宿の墓(新潟県佐渡市) みずかえむしゅくのはか嘉永6年(1853年)に佐渡金山(鉱山)で起こった火災事故(火事)で亡くなった28人の水替人足(無宿人)を弔った墓所『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.63新潟県佐渡市 相川治助町 2025.07.29佐渡
奥能登恋路観音堂(石川県能登町) こいじかんのんどう横恋慕のために助三郎を殺し、鍋乃を自害させた源次は、罪滅ぼしのため村を出奔した僧となった源次はその後郷里に戻り、観音堂(堂宇)を建てて菩提を弔った観音堂が出来てから集落で火事が起こることがなくなった『日本の伝説12 加賀・... 2025.06.21奥能登
奥能登九ノ里薬師寺(石川県能登町) くのりやくしじ住職の夢枕に仏が立ち、境内の湧水が眼病に効くことを告げた(夢告)かつて本尊(仏像)が盗まて溶かされかけたが、大火事になったため、祟りと怖れて返却された(罰を与える)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.120石川... 2025.06.21奥能登
加賀瀬戸神社 夜泣き銀杏(石川県白山市) せとじんじゃ よなきいちょうこの銀杏の木に棲む天狗が、時々夜になると泣くためこの名が付いた(声の怪)火事の時には水を吹く(昭和3年に大火があったが神社は焼けなかったとの記録)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.38日本伝承大... 2025.06.15加賀