灯籠

出雲

四方が池(島根県出雲市)

しかたがいけ?ある猟師が池のそばで昼寝していると、蛇が足を舐めて徐々に身体を飲み込もうとした猟師は足と共に銃(鉄砲火薬)も飲み込ませて撃ち放つと、蛇は大蛇となって海までのたうち回って死んだ翌日蛇の死骸を見つけた者はそれを切り分けて食べたとこ...
奥能登

頼政灯籠(石川県穴水町)

よりまさとうろう能登中居鋳物館に展示される灯籠(八朔灯籠の一種)源頼政が鵺退治をした際、この地で造られた燈籠を御所の庭に掛けて退治した『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.110石川県穴水町 中居
広島廿日市

卒塔婆石/康頼灯籠(広島県廿日市市)

そとばいし/やすよりとうろう鹿ヶ谷の陰謀で鬼界ヶ島に流された平康頼(源平の武将)は、帰還を願った和歌を1000本の卒塔婆に書いて海に流した歌の書かれた1本の卒塔婆が厳島神社に流れ着いて、そこから康頼の赦免が叶った卒塔婆が流れ着いた場所にあっ...
広島廿日市

尼の州(広島県廿日市市)

あまのす壇ノ浦の戦いで入水した二位の尼の遺体が流れ着いた有の浦を指す浜(浜海岸)には遺体が流れ着いたことを忌み嫌って周囲を掘った窪地があった有の浦には現在“二位殿燈籠”と刻まれた灯籠が立つ『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.12広...
名古屋

熱田神宮 佐久間燈籠(愛知県名古屋市熱田区)

あつたじんぐう さくまどうろう海難に遭った佐久間勝之(大名)が熱田神宮の加護で助かったとして奉納した灯籠日本三大燈籠の1つ『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.11愛知県名古屋市熱田区 神宮
洛中

東向観音寺 土蜘蛛塚(京都市上京区)

ひがしむきかんのんじ つちぐもづか東向観音寺の境内にある源頼光が退治した(化け物退治)土蜘蛛の塚(明治31年に宅地造成のため破却)にあった石灯籠などを収めた『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.37京都市上京区 馬喰町
洛中

八坂神社 忠盛灯籠(京都市東山区)

やさかじんじゃ ただもりどうろう八坂神社の境内平氏の棟梁・平忠盛が白河上皇(天皇)の命を受けて、灯籠そばの怪しいものを取り押さえた妖怪と思われたものは燈籠に火をつけていた老法師であった『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.21日本伝承...