炭焼き長者

村山

住吉神社(山形県山形市)

すみよしじんじゃ炭焼き藤太(長者)の住んでいた里にあり、夫婦の霊を祀る(炭焼き長者)奥宮には、豊丸姫(藤太の妻)と共に、子供の金売り吉次兄弟も祀られている神社の近くには、藤太が金の選別をおこなった黄金池の跡がある『日本の伝説4 出羽の伝説』...
村山

鴻ノ池(山形県山形市)

こうのいけ炭焼き藤太(長者)が、妻から預かった黄金を鳥を捕るため投げ放った池とされる(炭焼き長者)この池は黄金(宝物)が沈んでいるため、水が涸れないとされる『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.35山形県山形市 六日町
南信

帚木(長野県阿智村)

ははきぎ遠くから見ると分かるが、近くに寄るとどの木なのかが分からないとされる伝説の木(木本)歌枕とされ、「有るようで無いもの」のたとえとして使われる炭焼き長者の許に嫁いだ姫君が、母恋しさに木の姿を見誤ったことから「帚木(ははきぎ)」の名が付...
南信

朝日松(長野県阿智村)

あさひまつ炭焼きの吉次(炭焼き長者・伏屋長者)が没落する際に、根元に金の鶏を埋めたとされる松の木(財宝伝説)元旦の朝に根元に行くと鶏の声が聞こえるという園原の人はこの伝説により鶏を飼わないという(生活の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角...
南信

姿見の池(長野県阿智村)

すがたみのいけ炭焼きの吉次(長者)の許へ嫁いだ姫君が化粧のために使っていた池(炭焼き長者)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.113長野県阿智村 智里園原
南信

伏屋長者屋敷跡(長野県阿智村)

ふせやちょうじゃやしきあと炭焼きをしていた喜藤治(吉次)が神坂神社に奉納した炭が黄金となり、長者となったとされる屋敷跡(炭焼き長者)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.112長野県阿智村 智里園原