室戸安芸不動堂(高知県室戸市) ふどうどう四国八十八ヶ所霊場第26番札所・金剛頂寺が長らく女人禁制であったため、女性が代わりに参った堂宇このことから“女人堂”とも呼ばれる漁夫の女房が集まってお籠もりをし、船霊が喜ぶとされた猥歌(音曲)を歌う習慣があった(特別な奉納)『日本... 2025.12.05室戸安芸
吉野丹生川上神社中社(奈良県東吉野村) にうかわかみじんじゃなかしゃ水を司る神を祀り、祈雨の時には黒馬、止雨の時は白馬を献上する慣わしがある(特別な奉納)都で老人を棄てる命が出たが、ある中将だけは老父母を匿っていた(姨捨伝説:親孝行)中国から「7つの曲がった管に糸を通せ」と難題が... 2025.11.23吉野
吉野丹生川上神社下社(奈良県下市町) にうかわかみじんじゃしもしゃ人に危害を加える狒々(猿)が度々現れたため、朴の葉鮨(料理)などを食わせて油断した隙に退治した(化け物退治)6月では、氏子が」と呼ばれる朴の葉鮨を神饌として供える習慣が残る(特別な奉納)『日本の伝説13 奈良の伝... 2025.11.23吉野
熊谷深谷奴伊奈利神社(埼玉県熊谷市) やっこいなりじんじゃ別名・弥左衛門稲荷戦場で常に熊谷直実に加勢した熊谷弥左衛門の正体である稲荷を祀った神社子供の健やかな成長を見守る神として有名(子育の俗信)病弱な子供は年季を決め、その間は奴のようにもみあげを伸ばし続け、満願になるとそれを... 2025.10.25熊谷深谷
川越飯能広済寺 あごなし地蔵(埼玉県川越市) こうさいじ あごなしじぞう下顎の部分が欠損した地蔵で、虫歯や歯痛にご利益があるとされる歯痛が治ると、柳の楊枝を供える習慣があった(特別な奉納)『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.83埼玉県川越市 喜多町 2025.10.24川越飯能
さいたま川口永勝寺 相海上人入定塚(埼玉県鴻巣市) えいしょうじ そうかいしょうにんにゅうじょうづか寛文2年(1662年)相海(僧侶)は喘息で苦しんでいたことから、人々が喘息で苦しまないことを念じて入定した(入定塚)願を掛けて喘息が治ると、竹筒に酒を入れて奉納する習慣がある(特別な奉納)『日... 2025.10.23さいたま川口
佐渡梨の木地蔵(新潟県佐渡市) なしのきじぞう海中に光るものがあり、漁夫が拾い上げると地蔵だったのでそれを祀った子供の病気平癒のご利益があり、願いが叶うと身代わりの地蔵を一体納める風習がある(特別な奉納)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.45新潟県佐渡市 豊田 2025.07.28佐渡
豊前国東椿堂(大分県豊後高田市) つばきどう空海が椿の杖で地面を突いたところ、霊水(湧水)が湧き出てきて、杖が大木となった祈願成就のお礼として、松葉杖・コルセット・髪の毛が奉納されている(特別な奉納)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.93大分県豊後高田市 黒土 2025.03.18豊前国東