南信犬神様(長野県飯田市) いぬがみさま犬と共に山で一夜を明かした猟師が、やかましく吠える犬の首を刎ねた首は宙を舞って、隠れていた大蛇に噛みつき、猟師は難を逃れた(忠犬伝説)この犬を祀った祠がある『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.115長野県飯田市 南信濃和... 2025.01.29南信
南信光前寺 早太郎の墓(長野県駒ヶ根市) こうぜんじ はやたろうのはか光前寺の境内にある犬の墓(鳥獣墓)遠州府中の天神社(見附天神)で人身御供を取っていた狒々(猿)を退治した(化け物退治)狒々を退治した後、瀕死の状態で光前寺まで戻ってきて絶命したとされる『日本の伝説3 信州の伝説』... 2025.01.28南信
先島諸島ティンダバナ イヌガン(沖縄県与那国町) てぃんだばな いぬがん昔、島に貢納船が漂着して、女一人を含む人々が流れ着いた連れていた犬が男を一人ずつ噛み殺していき、ついに島には犬と女一人だけが暮らすようになった(異類婚姻譚)ある時、漁夫が漂着して女に一目惚れし、犬を殺して秘密の場所に埋... 2025.01.16先島諸島
先島諸島犬川(沖縄県宮古島市) いんがー目黒盛豊見親(琉球の名族)は最大の敵である与那覇原を撃退しで、宮古島を初めて統一したこの戦乱で、目黒盛が飼っていた犬が、7年ぶりに湧水のある洞穴から出てきて暴れ回ってとされる『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.100沖縄県宮... 2025.01.16先島諸島
中頭赤犬子宮(沖縄県読谷村) あかいんこぐう赤犬子は、母親が婚約者が殺される前に身籠もって出来た子で、赤犬の子と噂された(生誕伝説)三線(楽器)を発明し、琉球音楽のリズム(音曲)を創り上げた人物とされる(文人)赤犬子の終焉の地とされる『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書... 2025.01.13中頭
島尻嘉手志川(沖縄県糸満市) かでしがー尚巴志が按司の頃、自分の持っていた金屏風(家具調度)と交換して他の按司から手に入れたとされる大干魃の時に、山奥から濡れた犬が出てきて発見されたとされる湧水『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.49沖縄県糸満市 大里 2025.01.09島尻
丹後犬の堂碑(京都府宮津市) いぬのどうひ戒岩寺と文殊堂を定時に往復してお遣いする犬がいた寺の小僧が悪戯で早く時の鐘を鳴らしたため、遅れたと勘違いした犬が岩で頭を打って自害したため墓を設けた(鳥獣墓)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.116京都府宮津市 字杉末 2024.12.26丹後