琉球の名族

先島諸島

サンアイイソバの碑(沖縄県与那国町)

さんあいいそばのひ与那国島の頭目として島全体を治めた(琉球の名族)身長8尺の巨体で怪力の女傑であったとされる(怪力伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.107沖縄県与那国町 与那国(ティンダバナ内)
先島諸島

オヤケアカハチの碑(沖縄県石垣市)

おやけあかはちのひ石垣島の頭目(琉球の名族)として首里王府に対して反旗を翻したが戦死した(戦乱)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.106沖縄県石垣市 大浜
先島諸島

犬川(沖縄県宮古島市)

いんがー目黒盛豊見親(琉球の名族)は最大の敵である与那覇原を撃退しで、宮古島を初めて統一したこの戦乱で、目黒盛が飼っていた犬が、7年ぶりに湧水のある洞穴から出てきて暴れ回ってとされる『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.100沖縄県宮...
先島諸島

喜佐真御嶽(沖縄県宮古島市)

きさまうたき御嶽の祭神の真種子若按司(琉球の名族)の母親は天女(天人)で、宝玉(宝物)を若按司に受け渡した宝玉を欲した加那浜按司とその娘は、若按司を拷問してそのありかを聞き出そうとして失敗した死の前に若按司を助けた川満大殿(長者)が宝玉を手...
国頭

義本王の墓(沖縄県国頭村)

ぎほんおうのはか王位に就いてから天災や疫病が続いたため、義本王は焼身自殺を図ったがにわか雨のために叶わず、この地に隠遁した(陵墓)この地で子をなしたが、その後成長して尚円王の祖先となったとされる(琉球の名族)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角...
国頭

今帰仁城跡(沖縄県今帰仁村)

なきじんじょうあと城主の攀安知(琉球の名族)は、味方の裏切りによって城を奪われた(落城伝説)攀は、城の守護神であった霊石を宝剣・千代金丸(刀剣)で切りつけてから自害したという『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.80沖縄県今帰仁村 今...
国頭

ひんぷんガジュマル(沖縄県名護市)

ひんぷんがじゅまる宰相の蔡温が記した「三府龍脈碑」(石碑)を木(木本)の横に置いたが、それが魔除けの屏風(ひんぷん:家具調度)に似ているため名が付いたガジュマルの木の陰で小用をした女が蛇に魅入られた(憑依)が、程順則(名護親方:琉球の名族)...
中頭

護佐丸公の墓(沖縄県中城村)

ごさまるこうのはか尚巴志の家臣として琉球統一で武功を挙げる(琉球の名族)中城城にあって謀反の疑いをかけられ自害し、その近くに墓所がある『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.67沖縄県中城村 久場
中頭

屋良漏池(沖縄県嘉手納町)

やらむるち池に棲む大蛇が村々に害を及ぼすために、若い娘を人身御供としていたある年、士族の娘・真鶴が自ら申し出て生贄になったが、神の力によって大蛇が退治され生還したこれを聞いた義本王(琉球の名族)が娘を王子の妃とし、その母親も王宮に迎えた(玉...
中頭

森の川(沖縄県宜野湾市)

むいぬかー奥間大親が天女(天人)が湧水で沐浴しているのを見つけ、松の木に掛かっていた羽衣を隠して、妻とした(羽衣伝説)その後天女は昇天したが、残された男児は後に察度王(琉球の名族)となった(生誕伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)...