東三河

▲やすら姫の塚(愛知県新城市)

やすらひめのつか長篠の戦いの時に敗れた武田方の武将の姫を祀る塚とされる毎夕近隣の家に杵と篩(農具)を借りる娘があり、夜ごと杵の音もするため、後を付けてみると塚の前で姿を消した塚を掘ると赤い甕が見つかり、中には人骨が詰まっていたが、蓋を開ける...
上越

人柱供養堂(新潟県上越市)

ひとばしらくようどう盲目の旅僧(僧侶)が、地滑りを起こして池を造ろうとしていた大蛇のはかりごとを聞いた旅僧は村人に危急を伝え、最後に自らを人柱として、蛇の企みを防いだ昭和になって、大甕の中に座禅を組んだ状態の人骨が発見され、伝説が実証された...
東讃

西の滝龍水寺(香川県小豆島町)

にしのたきりゅうすいじ村を荒らす2匹の龍を、空海が甕に封じ込めて洞穴に封印した(化け物封印)龍は改心し、その証として甕の底から湧水が湧き出るようになった(創建伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.97香川県小豆島町 蒲生
高松坂出

清水神社 甕塚(香川県高松市)

しみずじんじゃ かめづか清水神社境内にある祭神である神櫛王(讃留霊王)が納めた12の甕のうち、残された2つの甕を埋めた塚甕を取り出し、御神水で洗うと必ず雨が降るとされる(祈雨)雨乞いのため甕を洗った者は必ず死ぬとされる(呪い)『日本の伝説5...