唐津伊万里

浄泰寺 矢負いの如来(佐賀県唐津市)

じょうたいじ やおいのにょらい領主波多氏の代官が、寺の良田と自分の悪田をこっそり取り替えたが(悪事)、田植えの頃に毎夜苗が踏み荒らされた家来が不寝番をしていると小僧が来て田を荒らしたので、矢を放ったが、姿が消えてしまった泥のついた足跡を追う...
武雄多久小城

和泉式部宝篋印塔(佐賀県嬉野市)

いずみしきぶほうきょういんとう和泉式部の墓と伝わる宝篋印塔塩田の長者の大黒丸夫婦は子がないため、福泉禅寺に子授の祈願をおこなったところ、裏山に鹿が生んだ女児がいたので我が子として育てた(生誕伝説)女児は9歳になるまで長者の許で育てられ、その...
四万十須崎

化粧坂(高知県檮原町)

けしょうざか坂の向こうに水田があり、往来を通る者はそこに影を映して身なりを整えたとされる(地名の由来)かつてこの坂に3mあまりの巨人が水田に姿を映していたとの噂が流れ、通る者がいなくなった『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.68高...
川越所沢飯能

長勝院跡(埼玉県志木市)

ちょうしょういんあとこの地を治めていた藤原長勝(地方豪族)の屋敷跡長勝は沼に棲む大蛇(首無し[かしらなし])を退治して(化け物退治)、広大な田を開拓して田面長者と呼ばれた長勝の死後、屋敷跡に長勝の霊を祀って建てられたのが長勝院とされるこの地...
川越所沢飯能

霊巖寺 田植え地蔵(埼玉県日高市)

れいがんじ たうえじぞう本尊の地蔵菩薩像(仏像)は榛名山開山の満行上人(名僧)の作とされる近くの田に現れた老人が方々の田植えの手伝いをした(手伝う神仏)村の者がこの寺まで送っていくと消えてしまい、本尊の地蔵を見ると老人そっくりの顔だった『日...
沼田草津

禅定院 田植え地蔵(群馬県沼田市)

ぜんじょういん たうえじぞう本尊の地蔵菩薩像は円仁作とされる田植えの時、見知らぬ者が手伝ってくれてそのまま帰っていった後を追うと、禅定院の前で消え、本尊が泥まみれになっていた(手伝う神仏)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.56群...
浜田益田

蟠竜湖(島根県益田市)

ばんりゅうここの一帯に広大な田を持つ斎藤忠右衛門という長者がおり、毎年1日で田植えを済ますのが恒例であった万寿3年(1026年)、猿回しに見とれて田植えが遅れたため、長者が扇で太陽を呼び戻して済ませた(日招き伝説)その夜暴風雨と津波で田や屋...
浜田益田

やまんばの洞窟(島根県邑南町)

やまんばのどうくつ標高888mの原山の山中(標高750mあたり)にある、山姥が棲むとされる洞穴当地の豪農の田植えでは、毎年働く早乙女の数が一人増え、飯の時だけ元の数に減るが、山姥のせいとされるこの故事から、地元では山姥は“田の神”として崇め...
鹿児島霧島

狭名田の長田(鹿児島県霧島市)

さなだのおさだ瓊瓊杵尊が初めて水稲を作った田で、最古の水田とされる妻の木花咲耶姫命が子を産んだ時に乳が足りなかったため、この田の米を使って甘酒(料理)を作り、子育てしたとされる現在は霧島神宮の神田となっている『日本の伝説11 鹿児島の伝説』...
鹿屋垂水曽於

道隆寺跡(鹿児島県肝付町)

どうりゅうじあとかつて寺にあった池に大蛇が棲み、村人を困らせていた農夫に化けて寺にやって来たのを見咎めた和尚によって額に「千」の字を書かれた(化け物封印)その後大蛇は川で死んでいるのが見つかり、棲んでいた池は田に変わった怒った和尚が大蛇に遠...